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カネあまりでM&A?金融市場のリスクが増える?なんのこっちゃ?

カネあまりでM&A?金融市場のリスクが増える?
なんのこっちゃ?という方も多いのではないかと思います。

そもそもですが、カネあまりでM&Aが増えているかどうかなど、わかるわけはありません。
1人1人にインタビューして、いやー、お金余っていますから、などと答えているはずはないのです。

客観的に見てみるとカネがあまっているから、こうなっているのだろう、という想定に過ぎません。

しかし、状況証拠としては揃っており、まあ間違って結論ではないのだと本誌も考えています。

ところで、カネ余りがM&Aの増加や金融市場のリスク増加にどうつながっているかを簡単に整理してみます。

1)一部の人(特に富裕層)に資金が集まり始めている。
2)資金が集まるのは良いが、その富裕層自体にその資金を増やす能力を超えた資金が集まっている。
3)その資金を有効活用、運用するために投資が増加する
4)ローリスク・ローリターンだけの商品では飽き足らず、ハイリスク・ハイリターンの商品への投資も増える
5)ハイリターン商品は、将来、価値があがるだろうという期待値に対して多額の投資がされる
6)ビジネスの成功は、長期的に顧客に役にたち、純資産を増加させること(詳しくはこちら→https://ma-japan.info/archives/18811)であるが、ハイリスク・ハイリターンは長期的に純資産が増加する期待値への投資である
7)カネあまりが蔓延すると、ハイリスク・ハイリターン商品(M&Aによる買収を含む)が増える。
8)その多くは期待通りのリターンを得られない。ハイリスク商品とは、将来、思ったとおりの結果にならない可能性が高いという意味であることを熱狂の中で多くの人が忘れてしまう
9)その徴候が見えたり、顕在化すると、一気に信用不安がおき、企業価値が減少する
10)その結果、金融市場全体に悪影響がおきる

というような流れになります。
全体の流れを理解し、自分たちはどこで何をするか、これを見極めれる力がより一層求められる時代になっているということなのでしょう。


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