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(株主提案権の恐ろしさを思い出す思い出記事)野菜ホールディングスに改名せよと提案された野村ホールディングスに見る株主提案権の怖さ

facebookの機能で9年前に投稿した内容が出てきました。少数株主の権利である株主提案権が(おそらく)悪用された例です。野村の役員、担当者の方はマジギレであったことは間違いありません。私が少数株主権の怖さを説明するときによく使う事例です。時間が経過してご存知ないかたも多いかと思いますので、恐ろしい思い出として記事化します。

株主総会招集通知の記載された提案を引用しておきます。

○野村ホールディングス株主総会招集通知
http://www.nomuraholdings.com/jp/investor/shm/2012/data/report108.pdf

***以下、引用***


***引用、ここまで***

ーー以下、9年前の投稿原文ですーー
今年(2012年)の6月にネットの世界では野村証券を擁する野村ホールディングスを野菜ホールディングスに名称変更せよ、あるいは、便器を和式に変更し、踏ん張れ、うまくいかなければ、それは運がなかった、ということだ、などと言いたい放題の株主提案がされたことは話題になった。

ここであらためて、そのオリジナルを見てみた。以下のP.12以降である。

○野村ホールディングス株主総会招集通知
http://www.nomuraholdings.com/jp/investor/shm/2012/data/report108.pdf

ぜひリンク先のオリジナルをご覧頂きたいが、かなり悲惨である。

ではこのような株主提案はどんな株主であれば、可能なのか。
以下を確認しておく。

○株主提案権
http://www.nomura.co.jp/terms/japan/ka/kabu_teian.html
***以下、引用***
会社法上の公開会社において、議題提案権を行使できるのは、総株主の議決権の1%以上(定款で引下げ可)の議決権、または300個以上(定款で引き下げ可)の議決権を6カ月前(定款で短縮可)から引き続き有する株主に限られる。
***引用、ここまで***

野村HDの時価総額は2012年12月7日終値ベースで、以下のとおり1兆3千億円、1%持つには130億円。300の議決権となると1単元が100株、100株×300=30,000株、1株353円×30,000株=約1,000万円である。

1,000万円でできるとなると、これは嫌がらせにも十分使えるのではないか。
随分前の話題ではあるが、オリジナルを確認したということで備忘記録として残しておきたい。

○ヤフーファイナンス 野村ホールディングス
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=8604.T
***以下、引用***
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***引用、ここまで***


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