サービス内容
以下は、本誌を運営しておりましたアルテパートナーズで提供しておりましたサービス内容です。現在はJMAA(日本M&Aアドバイザー協会)で本誌は運営しておりますので、以下のサービスはご参考までにお願いします。
M&Aに本気で取り組まれる方は、当協会のM&Aアドバイザー実務スキル養成講座(https://www.jma-a.org/adviser/jma-k)をご受講いただき、JMAA会員であるJMAA認定M&Aアドバイザー(https://www.jma-a.org/adviser/admission)として、私達と協力してM&Aの実務、業界の発展にご一緒していただけますようお願申し上げます。
**以下はご参考までにお願いします**
M&A仲介サービス
当社はM&Aの仲介サービスをご提供をさせていただいております。会社を売りたい、事業部を売りたいという方と、買いたいという方をマッチングさせていただき、成約まで持っていくという当社の基本的なサービスになります。
インハウスM&Aサービス
次に、インハウスM&Aサービスについてです。こちらは買い手のお客様にとってみても重要なサービスになります。例えば、売上規模が50億円位で、飲食品の製造メーカーであって、地域はどの辺りで、利益はどの程度で、こういったような要望が細かくなれば細かくなるほどターゲッティングはしやすくなってきます。しかし、一方でその条件に該当するターゲットが少なくなってきます。このように、極めて限定されたターゲティングをすると、そもそも対象となる会社が30社位しか日本にありませんというケースなんていうのはざらにあって、下手するともっと少ないというケースもありえます。このような場合に、たった30社しかない会社が、うちの会社を売りたいとどこかのエージェントに相談をして、そのエージェントから自分の会社に「実はこういう案件があった」と来る確率が、非常に低いことはご理解いただけると思います。
このような場合には、待ちの姿勢だけではなく、自ら仕掛けていかないといけないとなかなかM&Aは成功しません。したがって、このような状況下では、インハウス、社内でM&Aの部隊を持ってリサーチをしなければならないでしょうし、M&Aエージェントとネットワークを張らなければならないでしょうし、場合によっては当然、個別に対象会社に対するアプローチをしていかなければいけないというようなケースもあります。こういった業務を、インハウス、社内でできればそれに越したことはありませんが、社内でできないような場合には我々が皆さんに変わって、こういうインハウスのM&Aのサービスを提供させていただいております。
売りも同じで、売りの場合も個別にこういう会社だったら買ってくれるんじゃないか、あるいはこういう会社に買ってもらって、グループインしたら、結果として従業員、取引先、あるいは皆さんのビジネスが発展していくんじゃないかというターゲットがされればされるほどM&Aの成功確率が上がります。ただし、こちらもターゲットが明確になればなるほど、アプローチできる先というのは限定されてきますので、先ほどと同様、買い手の方と同様、個別にアプローチしていくということがかなり有用になってきます。こちらも社内で、できればよいのですが、特に売りの場合は、うちの会社を買って下さいというふうに担当者が売り込みに行くと、これはお客様、買い手候補にとってみてもかなり違和感があることになってくると思います。したがって、当社は外部の専門家として、ただ待っているだけではなく、積極的な売り込みも含めて社内のM&Aの担当者としてより積極的に活動していく、より積極的にM&Aを売りに対しても買いに対しても考えて実行していくというようなサービス提供させていただいております。
顧問サービス
インハウスM&Aサーピスは、当社、あるいは当社の担当者が皆様の会社の手足となって動くというやり方ですが、社内にリソース、例えばM&A担当の方がいらっしゃいます、ただしノウハウ経験がありません、というような場合に、我々が全て動くとやはり時間も相当かかってまいりますので、業務の全てを我々が動くのではなくて、担当の方に対する教育とか活動のチェックとかアドバイスなどをさせていただくというような顧問サービスを提供させていただいております。
スポットサービス
売り手と買い手の間では、マッチングが既に済んでいて、この会社とこの条件でM&Aをやろうということは決まっているというケースにおいて、まだ、条件交渉とか契約書面の案の作成とか、細かい条件調整というのは第三者に入ってもらわないと結構やりづらいというケースは思ったよりも多いものです。
マッチング自体は知り合いの間ですんでしますということは結構あります。これを否定する必要はなく、お互いのことをよく分かっている会社のトップ同士が会社の売り買いを決めるというのは、我々のようなエージェントが入るよりもスムーズにいく場合があると感じています。腹を割ってお互いに話せるわけですし、もともと知った仲ですから、背景の信用調査など、本来であれば必要なステップをスキップして具体的なM&Aの交渉に入ることができるので、それはそれでいいと思っています。ただし、知り合いだからこそ、細かいシビアな条件交渉というのは、なかなか難しくなってくるケースも多いのが実状です。
このような状況で、専門家として、M&Aのマッチングからクロージングまで全部サポートさせていただくのではなくて、スポット的に入らせて頂くというというようなサーピスを提供させていただいております。
財務DD(デュー・ディリジェンス)とバリエーション
財務DDとバリュエーションとについて、アルテパートナーズを代表させていただいております私、大原は公認会計士でもありますので、バリュエーションや財務DDに関してもM&Aの仲介サービスとは別に十分な経験とノウハウがあります。
したがって、財務DDとバリュエーションサービスについても提供させていただくことが可能です。ただし、当社がアドバイザーとして関与させて頂いている案件については、私達が財務DD・バリュエーションをするということは望ましくありません。我々もお客様の皆様と一緒に動いているわけですので、最後は第三者に入っていただいて客観的にバリュエーションを見ていただく、あるいは財務DDをしていただくのが、結果として買い手であるお客様のリスクを減らすことになりますので、その点だけご注意いただければと思います。
専門家紹介
専門家の紹介ですが、例えば、バリュエーションが必要になってきました、財務DDが必要になってきましたという時には、我々がお受けすることもできますし、我々が仲介として扱わせている案件に関しては別の専門家をご紹介することも可能です。我々のネットワークの中でM&Aのビジネスに長けた弁護士もおりますので、そういった専門家を紹介させて頂くというのもM&Aのサービスのラインナップとしてご提供させていただいております。
M&Aサービスに対する考え方
我々アルテパートナーズのM&Aサービスの考え方についてご説明させていただきます。、
1つ目は、お客様を不安にさせないように尽力をしてまいりたい、と思っています。M&Aというのは簡単な取引ではありませんが、努力をして頑張ってできないことではありません。したがって、お客様である皆様の事情にあったM&Aの現実というのをまず率直に申し上げたいと思います。そして、一件、一件丁寧に向き合いたい、と思っています。
2つ目として、ダメなものはダメと申し上げます。例えば「うちの会社1億円で売りたいんだけど相手あるかな?」というご質問に対して、どう考えてもありえない場合には、「ありません」というふうに申し上げます。なぜそんな失礼なことを申し上げるのかというと、1億円でどう考えても売れない会社、商品をお客様のところに持って行って「これ、1億円で買って下さい」とお願いした段階で、我々は信用されません。同時に皆様の会社も信用されません。これは、我々の経験則上でわかっていることです。皆様はご存じない場合もありますが、我々はこの業界でずっとやってきておりますので、そういった中で申し上げられることは厳しいことも申し上げさせていただきたいというふうに思います。M&Aも特殊な取引でなく、1つのビジネス、商取引だと考えていただければ、皆様にもすぐにお分かりいただけるでしょう。また、過去の失敗に関する実例もかなり持っていますので、失敗例を皆様と共有することによって、成功確率の高いやり方というのを追求していきたいというふうに思っています。クライアントファースト、もちろんお客様第一主義ですけれども、お客様のおっしゃることだけを聞いていて成功確率が下がる場合には、お客様にご意見を申し上げることもあります。我々が目標としているのは、皆様が納得していただける条件でM&Aを成約させることですから、そちらの目的を達成させることを第一に考えていくということをここで申し上げておきたいと思います。
報酬
報酬についてについて説明します。基本的に、完全成功報酬となっております。レーマン方式をベースとした完全成功報酬になっておりますが、インハウスM&Aサービス・顧問サービスに関しましては難易度が高い業務でもありますので、私大原が直接担当させて頂きます。この場合は1日あたり200,000円、6時間勘算・半日単位で受けさせていただきたいと考えております。短時間の場合は、1時間30,000円でご相談はお受けできます。
M&Aに対するスタンス
M&Aに対するスタンスについてご説明させていただきます。より良い条件で売買できるということを究極の目標として行動してまいります。既に500社以上の買い手候補を当社はお客様として保有しておりますし、まだまだ買い手候補様が足りない場合もあります。これに関してはお客様とも相談させていただいて、新たに打診すべきお客様があれば我々の方で1社1社丁寧にあたっていき、打診を進めていくということをやらせていただきます。日本のM&Aの業界というのがまだまだ黎明期だと私は思っています。特に中堅以下、中小企業のM&Aに関してはまだまだまだまだ黎明期だと思っていますので、土俵の真ん中で正々堂々ときちんとした仕事をやって、このマーケット自体が適正に成長していくように、そういったスタンスでM&Aのビジネスに取り組んでいきたいというふうに思っております。
M&Aが初めての方へ
M&Aが初めての方へ、少し補足をさせていただきます。我々は完全成功報酬で基本的に仲介サービスをやっておりますので、報酬(Fee)の件はご安心いただきたいと思います。
少額案件も積極的に取り扱いしております。我々の成約実績の中で一番安かった売買金額は350万円です。我々は小さいからといっていい加減な仕事をすることはなく、一件、一件丁寧に対応していきたいと思っております。ただし、私達の意見を聞いていただき、何某かの改善をしていただいたり、お客様にご協力していただく必要性は大きい案件よりも大きいです。是非、お客さまのご協力をお願いたします。
また、地方の案件も積極的に取り扱わせていただきます。我々にはネットワークがありますので、もし我々が直接皆様の会社にすぐにご訪問できないような場合には、ご許可をいただければ我々のネットワークの中から、お客様の近くのアドバイザーに協力を仰ぎ、そのアドバイザーがお客様のところに伺って、事前の調整などをしていただくことも可能です。場合によっては、直接地方のお客様の会社に伺ってサービス提供というのを当然させていただこうと思っております。
我々はきちんとしたサービスをさせていただき、その結果、皆様に信頼していただきたいと思っておりますので、我々のことを厳しく評価していただければと思っております。
会社や事業を売りたい方へ
会社や事業を売りたい方への幾つか申し上げておきたいことがあります。売りやすい会社を作る方法があるですが、実際には、大半の場合はとても売りにくい会社になってしまっています。これについては別途コンンテンツを作っておりますので、そちらの方を見ていただきたいと思いますが、キーワードは標準化です。標準化と言ってしまうと簡単ですが、実際やるのは大変ですので、具体的には別のビデオコンテンツで内容を確認していただけたらと思います。
ハッピーリタイアメント
ハッピーリタイアメントについては、長い目で見ていただきたいと思います。M&Aというのは、結局、巡り合わせが重要です。自分たちが売りたいと思っただけでは成約しません。ある意味、たまたま買いたいという方とうまくマッチングができないとハッピーリタイアメントは実現しません。したがって、いつでも会社が売却できるような状況を作っておいていただくということが大事で、何か良い話があったからこれから準備しようでは遅いのです。M&Aの特徴として、話があったらかなり短い間(通常1ヶ月か2ヶ月間位)に判断をしないといけません。3ヶ月も半年も経ってしまうと事情が変わります。例えば、その間に売りたいと言っている会社の業績がすごく悪くなってしまうこともあります。買いたいと言っている会社は、当然、しばらく様子を見たくなります。あるいは当初想定していた金額よりも相当値引いた金額だったら買わなくもないけど…と態度を変えるはずです。逆に、業績が良くなることもあります。急激に業績が良くなると、今度はもともと言っていた金額で売ったら損だ、と売りたい方が考えるようになります。どっちにしてもうまくいかないのです。したがって、決断はかなり短い間にしないといけないわけです。そうなると、売りたい方は常に売れる準備をしておかないと間に合わないのが現実です。モタモタしている間に1ヶ月2ヶ月3ヶ月は平気で経ってしまい、結果的に成約しないというケースもあります。
事業承継
事業承継は、親族の方に承継できればこれに越したことはないのですが、最近なかなかこれも難しくなっています。したがって、第三者に売却するということも、選択肢の1つには入れておいていただきたいです。実際、第三者に売却するとなると、第三者が外部から入ってきて、皆さんの会社をいろいろチェックします(これがいわゆるデュー・ディリジェンスです)。そのチェックに耐えられるような体制を、いつでも、今からでも作っておくべきなのです。M&Aの良い話は、今日か明日にも来るかもしれません。場合によっては5年後になってしまうかもしれません。しかし、そこから準備をするのでは遅いんだということは念頭に置いておいていただきたいと思っています。
事業承継においては、従業員等にも引継ぎが可能です。従業員の方、取引先、あと何と言ってもお客様をM&Aによって従業員等を含む第三者に引き継いていただければ、これは当然引き継いでいけます。清算してしまったら、会社をたたんでしまったら、従業員の方も取引先もお客様もこれは全て終わりになってしまいますので、せっかく作り上げたビジネス事業、あとは場合によっては店舗でしょうから、是非選択肢を広げることによって継続するということを検討していっていただきたいと思います。
会社や事業を買いたい方へ
次に、会社や事業を買いたい方へお伝えしたいことです。M&Aは手段であって目的ではありません。何か達成しなければならない目標があった時にM&Aがたまたま手段として有効になってくる可能性があるのです。新規事業としてあるビジネスをやりたいが、そのビジネスのノウハウがないような場合に、経験者を雇うということもあるでしょうけれども、タイミングよくそのビジネスが売りに出ていたとします。ノウハウや実際にそのビジネスを動かしている従業員の方々、あと取引先もまとめて引き継げるわけですから、こういった場合には会社の新規事業立ち上げを実現させるための手段としてM&Aを使うのが正しい使い方です、しかし、M&Aをやると会社で意思決定されると、M&Aをやることが目的になってしまうということが結構あるのです。そのことによって、買収後、具体的に何をいつ誰がどうするということが決まらずにうまくいかないというケースが非常に多いすよ。そんなこと言われなくても、当たり前だとお叱りを受けるかもしれませんが、改めてM&Aは手段であって目的ではないということは再確認しておいていただきたいと思います。
時間を買うというのは先ほど申し上げた通りです。時間をかければ自分の会社でもできるかもしれない事業やビジネスを、お金を出して買うわけですから、新規事業をゼロから立ち上げた場合と比較するとコストが高くなって当然です。ただし、M&Aのほうが成功確率が間違いなく上がってくるはずですので、そのリスクとベネフィットの関係をよく見定めていただきたいなと思います
改めて、新規事業とリスクを比較、要するにゼロから立ち上げた場合と既存のビジネスを買った場合のリスクをどういうふうに比較するかという話ですが、リスクをここでは将来の不確実性であると定義します。ゼロから新たなビジネスを立ち上げた場合、その不確実性は非常に高いです。例えば5年後に10億円の売上を新規事業で作ろうとしましょう。やれるかもしれないし、やれないかもしれない。仮にすでに5億円の売上がある会社を買収して5年後に10億、倍にしようといった時にどっちの方が実現可能性が高いでしょうか。既にビジネスを動かしているところの方が確率は高いはずです。そう意味でのリスクはM&Aの方が間違いなく低いのです。ただし、問題は条件、特に買収金額であって、ものすごく良いビジネスや会社であったとしても投資案件ですから、ものすごく高い金額で買ってしまったら、Payしませんので、そこを考えて最終的にはジャッジをしていただきたいと思います。とはいえ、将来の不確実性を低める=リスクを低めるという意味であれば、既存のビジネスを買うということを、一旦は絶対に検討すべきです。
小規模のM&Aをご検討中の方へ
小規模のM&Aを考えている方へのいくつか論点になります。1,000万円とか2,000万円とかで買えるビジネスは実際にあります。当社の案件でもこういった案件というのはたくさんありますが、次に、純投資は少なくとも5,000万円は必要だと書いてあります。この1,000万円から2,000万円で買えるビジネスというのは、オーナー兼経営者向きのものです。ご自身がお金を出して、例えばそのお店に立って、あるいは工場に出て、というような仕事をいていけば十分生活費なり給料なりというのは出てきます。しかし、人一人雇ってしまうとその分給料が出ていってしまうわけで、投資家目線で言うと手取りが減ってしまいます。そういう純投資目線で考えると、1,000万円2,000万円の投資ではおそらく難しいです。ただし、自らビジネスを興していこうと考えていらっしゃる方にとっては、十分可能性はあります。しかし、純投資、誰かに仕事は任せ、そこから利回りでビジネスをやっていこうという方には、やはり5,000万円位は用意をしておいていただかない難しいです。これはあくまでもイメージですが、参考にしていただければと考えています。
なお、引き継ぎ直後には、特に丁寧さが必要になってきます。もともとのオーナーや、ビジネスをやっている方がいなくなって、お客さんが離れていってしまう、従業員の方が離れていってしまう、取引先が離れていってしまうという可能性があるところですので、そこには特に丁寧さを持って対応していっていただくということが必要になってきます。
報酬(Fee)
当社の報酬(Fee)につきましては、以下のとおりレーマン方式と考えています。それ以下の部分に関しては、5%の成功報酬ですと、ビジネスとしては正直厳しい部分があります。例えば、1,000万円以下、先ほど350万円で譲渡したことがあると申し上げましたが、350万円の5%は175,000円ですので、正直我々はビジネスになりません。したがって最低報酬として500万円という設定をさせていただいています。ご了承ください。
ただし、JMAAとして会員が受任する場合には、それ以下の手数料でお受けすることができる場合がございます。
譲渡価額 | 手数料 |
---|---|
5億円以下の部分 | 5% |
5億円超10億円以下の部分 | 4% |
10億円超50億円以下の部分 | 3% |
50億円超の部分 | 2% |
なお、中間報酬として、基本合意契約締結時に基本合意契約に記載されている金額の1%(最低報酬100万円)を上記とは別途ご負担いただきます。
*上記の金額はすべて税別です。