ドコモ口座の不正利用で本日、会見をして詳細の発表をするそうです。セブンペイはあっという間にやめてしまいましたが、今回はどうなるかは会見を待ちたいと思います。セキュリティを強化しすぎるとユーザーの利便性が落ちますから、このバランスをとることは簡単ではありません。

NTTドコモ きょう夕方会見 被害状況や再発防止策など説明へ | NHKニュース https://t.co/GP4vMd3y4V

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) September 10, 2020

日経新聞は社説で厳しくドコモを攻めていますが、まあごもっともです。

ドコモ口座の不正利用を徹底調査せよ：日本経済新聞 https://t.co/OMnVPQe0ss

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) September 10, 2020

現在、被害額は２０００万円ということですから、ドコモの今期売上見通し４．５兆円、営業利益８８００億円と比較すると、本当にわずかなものです。

早い段階に問題が起きてラッキーととらえ、即座に被害にあったかたへのフォローと対応策を講じるチャンスというべきでしょう。ネットでは、被害にあったかたがドコモの対応にたいそうお怒りのコメントなどもありましたが、まずは大至急の被害者へのフォローは必須でしょう。個人にとっては数十万円の被害は本当に大きいし、被害にあったら嫌ですし、ドコモへの不信感にもなります。一方でドコモからすれば、本当に小さい経済的被害で問題が発覚したのはラッキーです。この程度の問題で、これやめます、なんてことになったとすれば、それだけの覚悟しかなかったのか、そもそもこのビジネスを大きくするつもりなどなかったのか、どちらかではないかと考えるのが自然でしょう。

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