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秀和システムが破産?何のこと?

秀和システムが破産した、というニュースを見て、「何のこと?」と思う方がほとんどだと思います。
秀和システムは出版社であり、現在の出版業界の厳しい経営環境を考えれば、破産もやむを得ない部分はあるでしょう。

しかし、この会社はかつて船井電機の親会社でした。また、過去にはミュゼを保有していたこともあります。

船井電機は長らく不採算に苦しんでいましたが、秀和システムによって買収された後、船井電機にあったはずの300億円の資金の行方が不明になっています。
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20241030-OYT1T50034/

ミュゼも約10年前にRVHという会社に買収されましたが、このときの会計処理にも不可解な点が多数存在しました。
https://ma-japan.info/archives/4212

最終的に、船井電機もミュゼも破産するに至りましたが、その過程は非常に混乱したものだったといえます。

事業というものは、うまくいくこともあれば、うまくいかないこともありますので、結果だけを見て評論することは適切ではありません。ただし、物事には必ず理由があります。
仮に「ハチャメチャなこと」が行われたのであれば、そこには何らかの合理性、あるいはそうせざるを得ない理由があったはずです。船井電機の300億円の消失や、ミュゼの不可解な会計処理の背後には、それによって得をした「誰か」が存在する可能性があるという視点は、見落としてはいけません。

The news that Shuwa System has gone bankrupt probably left many people wondering, “What’s that all about?”
Shuwa System was a publishing company, and considering the current harsh environment of the publishing industry, its bankruptcy may have been inevitable to some extent.

However, this company once owned Funai Electric as a parent company. It also previously held ownership of Musee (a major beauty salon chain).

Funai Electric had long struggled with poor profitability, but after being acquired by Shuwa System, approximately 30 billion yen that should have been on Funai’s books mysteriously disappeared.

Musee, too, was acquired about 10 years ago by a company called RVH, but the accounting practices at that time also raised many questions.

Ultimately, both Funai Electric and Musee went bankrupt, but their endings were chaotic and unclear.

In business, sometimes things go well, and sometimes they don’t. So, it’s not fair to judge purely based on outcomes. However, there’s always a reason behind any situation.
If things turned into a mess, there must have been a rationale or an unavoidable cause behind it. When we look at the disappearance of 30 billion yen from Funai or the questionable accounting at Musee, we must not overlook the possibility that someone may have benefited from those events.

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