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売上1,000億円の会社(アークランドサカモト)がどうやって1,000億円のTOB(公開買い付け)するんだろう?

新潟のアークランドサカモトが、LIXILビバ、ホームセンター運営の企業を買収するというニュースです。

うん、これはありうる組み合わせだな、となんとなく記事を読んでいたのですが、日経の記事では、買収に1,000億円程度かかる、そして今回買収をしかけるアークランドサカモトの売上は1,126億円ということです。よく読むとLIXILビバの売上は1,900億円近い。自社より全然大きい会社を買収する形です。

LIXILビバの時価総額を確認しておくと、2020年6月8日終値ベースで、1,100億円あります。
LIXILビバの決算を見ておくと(https://ssl4.eir-parts.net/doc/3564/tdnet/1824609/00.pdf)、営業利益も営業キャッシュ・フローも100億円程度だせるようで、好業績です。しかし、設備投資も同額程度かかっていて、この状況が続くと、フリー・キャッシュ・フローがほぼでません。これを1,000億円で投資するとなると、どうやって投資額を回収できるのか、見えづらくなってきます。

これに対して、アークランドサカモトの業績です(http://www.arcland.co.jp/memory/upfile/1584943603.pdf)。こちらもピカピカです。売上1,000億円に対し、営業利益、営業キャッシュ・フローもほぼ100億円程度、ほぼ同額の投資があるため、結果フリー・キャッシュ・フローがゼロに近いです。

この2社を単純合算すれば、ピカピカのPLの会社ができそうです。問題は買収資金でしょう。これだけの優良企業ですから融資での調達も可能かもしれません。しかし、それをどうやって返すのか。あるいはアークランドサカモトで増資して直接金融で資金を集めるのか、という点が成否を握る大きなポイントになりそうです。

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