M&A News

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減損、見送り容認じゃないんだよ。

(2020年4月3日13:30更新+追記)
公認会計士協会から、ウチはこんなこと言っていない、と発信がありました。
https://jicpa.or.jp/news/information/2020/20200403igf.html
***以下、引用***
昨晩および今朝の日経新聞の一部報道について
2020年04月03日
昨晩および今朝の会計ルールの弾力化に関する報道の内容については、当協会から発したものではありません。

また、このような報道がなされることについて、当協会が事前に承知していたものでもありません。

企業の決算及び監査に携わる会員・準会員各位におかれましては、冷静な対応をお願いいたします。 なお、当協会は、関係各位と連携を密にして、新型コロナウイルスの感染が拡大している現状を踏まえた適切な対処方針について、引き続き検討し、会員・準会員各位に適時に情報発信して参ります。
***引用、ここまで***

金融庁が、この状況を見て減損の見送りを容認する、じゃありません。

そもそも減損の判定というのは画一的にできるものではなく、実態判断が必要なんです。
マニュアルにあてはめて、はい、これ減損、とやるのではないのです。

マニュアル前提ですと、今回、減損にあたる投資や固定資産だらけになってしまうので、それに気をつけろよ、という趣旨だと認識していただければと思います。

今回が異常事態なのは、たしかですが、たとえば株価が回復できるのか、工場の、ホテルの稼働がいつ回復するのかはわかりません。わからない、予測がつかない、というのが実際のところです。

投資家もこの状況での投資をするなら、その前提で投資をしているはずです。
決算についてはお目溢しとか、減損しないことを容認するっていうことではなく、現状の実態判断、そして回復可能性が読めない今回の決算では、読めないので、減損はしていない、あるいは明らかに見積もれる箇所のみ減損処理をした、などの注記、追加説明などが加える方法も必要です。

厳しい状況ではありますが、厳しいから、大目に見る、ということでは実態に即した今できることを、きちんと開示することが求められるはずです。そして、読者もそれをしっかりと読み込んでいかなければなりません。

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