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巨大化するアメリカの Discord含むチャットビジネス買収競争で勝てるのは誰か。

Discordに対するマイクロソフト買収が失敗に終わったが、slackはセールフォースが買収、clubhouseも買収合戦の対象になるかもしれない。

大手によるチャットビジネスの買収合戦がアメリカで大変盛んになっていますという記事です。

たとえば、マイクロソフトがdiscordの買収を失敗したわけですが、仮にマイクロソフトが100億ドルでDiscordを買収しても、1人40ドルの顧客獲得コストで、巨大ゲーマーコミュニティーが手に入れば安いものだ、としています。

たしかにそうも言えるかもしれません。しかし、 Discordは売上が1億ドルちょっとのレベルであり(https://gigazine.net/news/20210323-discord-exploring-sale/#:~:text=2015%E5%B9%B4%E3%81%AB%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9%E3%82%92,%E3%81%A8%E5%A0%B1%E3%81%98%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82)現在100億ドルに値する利益はないはずです。

したがってユーザーがたくさんいても収益化できていないということです。
マイクロソフトが100億ドルの投資を成功させるのは、ユーザーを手に入れるだけでは不十分で、それを活かしたビジネス展開ができないと投資としては失敗に終わってしまいます。

これがポイントで、1人あたりいくらで顧客が獲得できるとか、ユーザーが増えるというのは最終的には意味がなく、そのユーザーからいくら稼げるのか、という点が重要なのです。

いわゆるITベンチャーは顧客を集めて、高値売却を狙うという戦略が重要であることは言うまでもありませんが、最終的にはそれでどれだけ稼げるのか、という視点がなければ、誰かが高づかみをして損をする、ということで終わってしまいます。

最終的に勝てるのは、ユーザーなのか、ノウハウなのかをつかって、実際にお客さんにサービス、商品を提供し、投資額に見合った稼ぎ、利益が出せるひとであり、組織しかないのです。そして、適正な価値での取引が継続されなければ、そのマーケットは継続していくはずがありません。だからこそ、ビジネスそのものの理解と、遂行能力が大切になってくるわけです。


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