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日経平均3万円がバブルなのか判断するために、明確な基準を探してみた。

日経平均が3万円を超えました。これはバブルなのか。分析がされています。企業業績と比較した場合には高いが、金利水準から考えるとまだ買える、などの分析がされています。

そもそも債券と株式ではリスクが異なりますので、株式の期待利回りが高くなければ投資家は投資しませんが、説明していることがわからないわけではありません。しかし、それでは結論が出ません。

数日前の日経新聞の以下の記事では興味深いデータを出しています。有料会員であれば、表が見れるので、よいのですが、ここでポイントとなる基準はPERです。PERとは株価収益率であり、株価÷1株あたり利益で計算されます。これは、時価総額÷利益と同様の計算結果となります。

言い換えると直近の利益の何倍分の時価総額がついているか、ということです。PERが10倍ということは、時価総額は直近の利益の10倍あるということです。投資家の目線からすると、10年間あれば投資を回収できる、と考えられます。厳密には配当、税金、株価自体の上下もありますが、イメージとしてとらえていただけるとよいと思います。

このPERの日米比較が上記の記事にありました。

日本 1990年 40倍→2021年 26倍
米国 1990年 15倍→2021年 25倍

アメリカよりも高いというのはやや心配ですが、1990年よりはまだよい水準にはあります。
ところでバブル期には、60倍になったということですから、いわゆるバブル景気のレベルにはありません。しかし、GPIFによる買い入れもあり官製相場ともいわれる環境下では、楽観はできません。

いずれにしてもPERとベースにすれば、いわゆるバブル景気ほどに株価が加熱しているわけではないとは言えそうです。


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