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上場企業による事業売却が過去最多に。上場し続ける理由がだんだん少なくなってきているのだろうか。

上場企業による事業売却が過去最多になっているということです。それだけM&Aの浸透、また選択と集中ということに上場企業が取り組んでいるということでしょう。

しかし、その件数は年間285件であり、一般のかたからすると別世界で起きていることという認識なのでしょう。

選択と集中は、業績の思わしくない事業を切り売りし、そこで得た資金をより効率の高いビジネスに投資することによって、より効率的な経営を目指すものといってよいでしょう。

これは会社の所有者である株主のためのものであり、さらにいえば短期的な利益の最大化を求めるものです。上場企業の株主は、会社を愛しているわけでもなく、何十年も株を持ち続けるわけでもない、儲かれば転売する意図を持っていることがほとんどです。しかし、法的には所有者ですから、彼らを軽視するわけにいかない。こういう宿命にあるものです。

ソフトバンクも非上場化を検討しているようで(https://ma-japan.info/archives/28097)、上場企業のデメリットも大きくなりつつあるのでしょう。

選択と集中は短期的に利益をあげるためには、適した手法です。しかし、外的要因の変化に弱いです。不採算部門を抱えているとどうしても短期的な業績は悪くなります。それだと株価はあがらない、だから選択と集中をする、という流れなのかもしれません。

上場企業のメリットは市場から直接資金調達ができることですが、子会社上場がまだまだ後をたたない状況からすると、そのメリットは思ったよりも少なく、上場のデメリットも増えてきていると見ることも必要かもしれません。

↓は東証の資金調達に関するデータです。エクセルが貼り付けてあります。
https://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/misc/06.html

非上場企業ではヨドバシカメラが以前より注目をされていますが、アイリスオーヤマも注目されてきています。先日、アイリスオーヤマ会長の本「いかなる時代環境でも利益を出す仕組み」を読んだのですが、以下のような一般的に効率経営とされている要素とまったく異なる点に言及されており、知っておいて損はない内容となっています。

操業度7割
選択と分散
非上場会社だからこそのマネジメント

ご関心あるかたは以下からどうぞ。


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