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車が高い?そのとおり、その理由は日本経済か?

新車の金額が高い、という記事です。金額が高くなっているのだから、メーカーももっと機能が上がったことなどを消費者に伝えないといけないという趣旨です。

たしかに40年ほど前、私達が子供の頃、カローラやサニーなどの大衆車は100万円代で普通に買えました。一世を風靡したシーマも400−500万円でした。今は感覚的には2倍くらいになっているのではないかと思います。

自動車メーカーは世界中で生産、販売をしていますから、世界中で通用する金額である必要があります。世界経済が成長するなか、停滞を続けた日本経済ですので、国内の物価はあがっていません。コカ・コーラは私の記憶のある限り、250MLの缶が自販機で90円で売っていました。今、250MLはあまりありませんで、350MLが中心ですが、130円。うち、10円以上は消費税です。内容量も1.4倍になっていますからほぼ値段は変わっていません。牛丼もしかり、牛乳もしかりです。

一方で車だけが世界経済に直接関係しつつ金額があがっています。その中で日本での販売割合が減少してきていますから、日本だけ特別安くしないといけない、というインセンティブが働くにくいですし、海外のユーザーが納得しません。結果、国内においても自動車の金額があがっている、と考えるのが自然です。

国内にいても体感できる日本経済停滞の例です。

しかし、物価をあげて、給料をあげるのはこれまた困難です。日本国の借金である国債の金利があがってしまいます。国債は1,000兆円ありますから、金利が1%あがると10兆円、コストが増えます。日本の税収は50−60兆円です。1%あがると税収の20%がふっとぶ計算です。

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