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富士フィルムがゼロックス買収断念は結果オーライ

富士フィルムによるゼロックス買収は失敗に終わり、代わりにゼロックスが保有する富士ゼロックス株を富士フィルムが買取、完全子会社になると報道されています。

富士フィルムは業界再編により、もともとの主力事業であるカメラのフィルム事業が激減するなか、富士ゼロックスを中心としたドキュメントソリューション、医薬を含むヘルスケア・マテリアルソリューションの売上を伸ばしています。詳しくは→https://www.fujifilmholdings.com/ja/investors/performance_and_finance/financial_highlights/index.html

ドキュメントソリューションも徐々に売上を減らしており、これは紙から電子化への流れが根底にあることは間違いありません。
今後、このビジネスを伸ばすのは容易ではありません。その策がゼロックス買収だったのでしょうが、これは株主に反対されたので仕方がありません。株主が富士フィルムに価格をふっかけたという見方もありますが、これを経済的合理性から飲まなかったと考えれば、立派です。日本企業の多くはこのふっかけにのって、どう考えても回収できないような金額で買収をしてしまうことも少なくないからです。

今後、ゼロックス買収にかかる見込みであった資金を利用して別のM&Aも検討していることでしょう。

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