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ファミマのドンキTOB大失敗でファミマは2,000億円お得

ファミマがドンキのTOBを大失敗したが、事業提携には心配がないとしています。

そもそもこの取引は、ドンキがファミマ傘下のユニーを完全子会社化する過程で、ファミマもドンキの株を買い、関連会社化するというものでした。本誌でも昨年11月に取り上げています。→https://ma-japan.info/archives/15083

ファミマはドンキ株のTOBに2,000億円以上の資金を用意していたわけですが、ドンキ株をほとんど買えなかったわけで、2,000億円程度は節約できました。

その結果、仮にドンキがユニーの再生をし、業績をあげた場合でもその恩恵をファミマは被れないことになります。これは大きな誤算でしょうし、20%程度の株を持っていれば役員の派遣を始め、それなりにドンキへの影響力を持てるはずだったでしょう。

しかし、自分で十分に経営できなかったユニーをドンキに託すわけですから、ファミマの影響力はないに超したことはありません。ドンキからすれば、ファミマのTOB資金はドンキにははいりませんし、経営はしやすくなったのではないでしょうか。

ファミマがこの結果を見越していたのであれば、相当な策士といってよいでしょう。

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