SBI証券がタイで同業と提携
SBIがタイでの同業との提携を進めている。
大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpaカンボジアのSBI傘下証券、タイ同業大手と資本提携 http://t.co/dxvBtwSXGq
上記では内容が分かりづらいので、SBIのリリースで確認しておく。以下に全文を引用しておく。
タイの子会社がタイの大手証券と資本提携をし、相手先であるFinansia Syrus Securities Pcl.から20%の出資をSBIのタイ子会社で受け入れ、カンボジアでのIPO業務をともにすすめていくということだ。
SBIグループがタイのFinansia Syrus Securities Pcl.の株を持てるわけではないので、支配権を及ぼすことができない点は少し気になる。記事のタイトルだけみると少し勘違いをしてしまう可能性のある例といってよいだろう。
*******以下、引用*******
2013年8月21日
SBIホールディングス株式会社
当社の子会社でカンボジアにおける日系唯一の総合証券会社であるSBI Royal Securities Plc.(以下「SBIロイヤル証券」)は、関係当局の認可等を前提に、タイ大手証券会社であるFinansia Syrus Securities Pcl.(以下「Finansia Syrus Securities」)と業務・資本提携を行うことについて基本合意致しましたのでお知らせいたします。
このたび業務・資本提携を行うFinansia Syrus Securitiesは、タイ全土に40ヶ所ほどの支店を展開し、タイ証券取引所に上場する大手証券会社であり、IPO引受における主幹事証券引受件数で業界トップ、株式委託売買代金シェアにおいて業界第2位という高い実績を有しております。
このたびの業務・資本提携により、SBIロイヤル証券ではタイを中心にカンボジア以外から投資家を誘致することができるほか、IPO引受において業界トップの実績を誇るFinansia Syrus Securitiesの投資銀行業務に関するノウハウや専門的知識を取り込むことで、更なる事業の発展に資するシナジーを生み出すことができると考えております。他方、Finansia Syrus Securitiesは、他のアジア諸国と比べてのカンボジアの経済成長の速さ、また今後見込まれるIPO案件への期待等からカンボジアでの事業展開を志向しており、このたびの業務・資本提携の締結に至りました。今後両社は相互が持つ経営資源を最大限活用し、企業価値の向上に努めてまいります。
業務・資本提携の内容等については以下の通りです。
1. 業務提携の内容
SBIロイヤル証券とFinansia Syrus Securitiesは、(1)今後見込まれるカンボジアでのIPO案件に対する投資銀行業務等の拡充、(2)カンボジア証券市場へタイの投資家を誘致する各種施策、(3)経済・金融市場動向に関する情報提供を行うリサーチ部門の構築などについて、今後具体的に提携内容を協議してまいります。
2. 資本提携の内容
本提携をより緊密なものとするため、関係当局の認可等を前提に、SBIロイヤル証券がFinansia Syrus Securitiesに対して第三者割当による新株発行を実施するとともに、当社を含む既存株主が保有するSBIロイヤル証券の株式の一部をFinansia Syrus Securitiesへ譲渡する予定です。その結果、同社はSBIロイヤル証券の発行済株式総数の20.0%を保有することとなり、当社はSBIロイヤル証券の発行済株式総数の65.3%を保有することとなります。
3. Finansia Syrus Securitiesの概要
(1) 名称 Finansia Syrus Securities Pcl.
(2) 所在地 17th, 18th, 25th Floor, The Offices at Central World, 999/9 Rama I Road, Pathumwan, Bangkok 10330
(3) 代表者の役職・氏名 Chatchaval Jiaravanon, Chairman
Chuangchai Nawongs, President & CEO
(4) 事業内容 タイにおける証券仲介業務、証券取引業務、投資助言業務、投資銀行業務等を実施する総合証券
(5) 資本金 THB 747,693,118.80(2013年4月末現在)
(6) 設立年月日 2004年2月11日
4. 今後の業績見通しについて
本件が業績に与える影響につきましては、軽微であります。
以上
*******引用ここまで******
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