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日本公認会計士協会、「監査責任に言及」で声明について

日本公認会計士協会、「監査責任に言及」で声明、と報道されている。すこしわかりづらいので、記事全文を引用する。

***以下、引用***
日本公認会計士協会の山崎彰三会長は17日、不祥事を起こした企業が設置する第三者委員会に会計士が加わる場合、「(第三者委員会が)監査人の法的責任に言及するのは適切でない」との趣旨の声明を発表した。第三者委員会の会計士が監査人の責任に言及すると、第三者の立場で意見提供する際のルールを定めた協会倫理規則に抵触する可能性があるという。
***引用、ここまで***

これでもよくわからないので、原典にあたってみる。しかし、これは長すぎるので、以下のプレスリリースも参考にして内容をおさえておく。

○監査制度充実強化調査会の検討状況等について
http://www.hp.jicpa.or.jp/ippan/jicpa_pr/news/files/3-99-0-0-20130517.pdf

プレスリリースには記載していないが、前提として、以下の前提をおいている。

***以下、引用***
日本弁護士連合会から「企業等不祥事における第三者委員会ガイドライン」(以下「ガイドライン」という。)が平成 22 年に公表されて以降は、このガイドラインに従っている旨を記載している事例が見受けられるようになっている。特に、東京証券取引所の「上場管理業務について-虚偽記載審査の解説-」において、不適切な会計処理等に至った経緯や原因の究明、再発防止策の策定を目的とした第三者委員会の設置に当たって、ガイドラインを参照するよう示されていることもあり、第三者委員会による

原因究明や再発防止策の策定の実務は社会的に定着してきていると考えられる。 

***引用、ここまで***

すべて、これを前提に、第三者委員会の目的は「非適切な会計処理や不正などの究明」にあるとしている。よって、その監査をした監査人の責任については言及する必要はない、という論調である。

一番大切なのは、このような行為は「倫理規則」の20条に違反する可能性があるので、慎んでほしい、ということだ。 以下に引用するが、これまた長い。要するに、監査人の仕事は顧客の財務諸表等の証明業務なので、これに対しセカンドオピニオンを出す際には十分注意しろ、ということである。

今回の場合、その原理原則をまず出して、弁護士会の「ガイドライン」にしたがった場合には、慎重に判断してセカンド・オピニオンを安易に出さないよう慎重な対応を求める、とリリースすれば、おそらく一般の方にもわかりやすくなると思う。

せっかく記事にしてもらっているのに、我々がみてもすぐに理解できない取り上げられ方がされてしまうのはもったいない、と思う。

***以下、引用***

 (セカンド・オピニオン) 
第20条 会計事務所等所属の会員は、セカンド・オピニオンを表明するよう依頼された場合、基本原則を遵守するために概念的枠組みアプローチを適用しなければならない。
2 会計事務所等所属の会員は、セカンド・オピニオンの依頼人が現任会員と協議することに同意しない場合には、すべての状況をより慎重に判断し、セカンド・オピニオンを表明することが適切か否かを決定しなければならない。 
注解17(第20条) 
1 セカンド・オピニオンとは、会計事務所等所属の会員が、現任会員の依頼人からの求めに応じ、特定の取引等における会計、監査、報告又はその他の基準若しくは原則の適用について意見を表明することをいう。
2 会計事務所等所属の会員が、セカンド・オピニオンを表明するよう依頼された際に、現任会員が入手した事実と同一の事実に基づかない情報又は不適切な証拠に基づく場合には、職業的専門家としての能力及び正当な注意の原則の遵守を阻害する要因を生じさせる可能性がある。
3 阻害要因の重要性の程度は、次の事項に依存する。
一 依頼人がセカンド・オピニオンを必要とする事情
二 会計事務所等所属の会員が職業的専門家としてのセカンド・オピニオンを表明するに際して、必要となる事実関係及び前提条件についての情報を入手することが可能か否か。
4 規則第20条第1項における、概念的枠組みアプローチを適用する際のセーフガードとしては、例えば次の事項が挙げられる。
一 現任会員と協議することについて依頼人の同意を得ること。
二 事実の開示や証拠の入手が限定された場合には、セカンド・オピニオンの表明に
制約が生じることに同意を得ること。
三 現任会員に対して意見の写しを提供すること。

***引用、ここまで*** 

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