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GCAがフーリハン・ローキーに買収されるそうですが、やられた感はまったくありません。

GCAがフーリハン・ローキーに買収されるということです。まだGCAのサイトでも言及がありませんが、リークでないことを祈ります。Mリーク記事に反対なのは本誌で何度か述べています。

ところでこのGCAですが、記事においてもM&A助言会社と紹介されており、「仲介」会社ではありません。
中堅企業M&Aアドバイザリーでよく論点になる仲介はやっておらず、自社でもアメリカ、欧州の企業を買収し、グローバル化を図ってきました。日本のマーケットだけで成長しつづけることは不可能なことをよく理解し、グローバル化を図ってきました。

そして最終的には自社が買収される、という形になったのですが、フーリハン・ローキーというのは時価総額で6,600億円程度とGCAの10倍の規模もあり、独力で経営をしていくよりも、効率的に経営ができると判断したのでしょう。

M&Aの成功要因を、ここでは売買完了したあとに、買い手が投資した以上の金額を回収し、さらに稼げる状態、をM&Aの成功要因としておきます。

このM&Aの成功要因は、買い手のほうが現在の売り手、ないし経営体制・株主構成よりも圧倒的な経営力を持っていることが必要だと考えています。GCAはフーリハン・ローキーに圧倒的な経営力を感じ、今がベストタイミングだと思ったのでしょう。

M&Aや業務提携による資本提携は、買収側にまわるだけが選択肢ではありません。
世の中は広く、自分達よりも圧倒的に経営がうまくできる先があれば、彼らと一緒になってビジネスをしていくというのはまったく合理的な選択肢であり、GCAにやられた感は全然感じません。


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