M&A News

M&Aニュース

ウォルマートでも難しい西友の運営とKKR、楽天の今後の狙いはイオンへの売却か再上場か。

とうとう西友がKKRに譲渡されます。楽天も一部出資するということです。

西友の企業価値は、1,725億円という記事がありますが(https://www.tokyo-np.co.jp/article/68683)、おそらくはこれは負債を除いた厳密にいえば株主価値ということになると思います。

2008年に1,000億円で買収したと以下の日経の記事にありますから、12年間やってこの程度ではなかなか厳しい投資であったといえるでしょう。株主のウォルマートは昨年、西友を3,000-5,000億円の価値で、再上場させるという方針を出していました。

本誌は、個人投資家は注意しなければならない旨を記事にしていました。
https://ma-japan.info/archives/20040

日本のスーパーはカルフール、テスコも失敗、これでウォルマートも撤退となると相当に難しい事業といえます。

そもそも利益率がよくて1−2%程度のビジネスであり、生鮮食品など極めて複雑な価格設定、オペレーションが必要とされます。こうしたものを省いたコストコなどのような運営をせず、日本企業と同じ土俵で戦うと誰がやっても厳しいです。

イオンやヨーカードーであってもスーパー部門はほとんど利益を出していません。 今後はKKRですから、第三者への譲渡、可能性があるとするとイオンが筆頭でしょう。あるいは再上場です。2,500億円くらいで2-3年間で再上場すれば投資案件としては悪くありません。コロナの影響が抜け、経済環境が一気に上向いたあたりで再上場できれば、一部出資している楽天にとっても悪い話ではありませんし、有力な選択肢として考えているに違いありません。 こうなると事業会社であるウォルマートよりもファンドの専門領域です。


M&A実務に必要な知識を体系的に学べる、10年間以上の実績のある「M&A実務スキル養成講座」については→https://www.jma-a.org/adviser/jma-k

「誰にでもわかるM&A入門セミナー」(無料)は全国各地で開催中です。→https://www.jma-a.org/seminars

「サラリーマンが小さな会社の買収に挑んだ8カ月間:個人M&A成功のポイント」好評発売中です!

「この1冊でわかる! M&A実務のプロセスとポイント」24刷 ロングセラー商品です!

M&A売却希望

M&A買収希望