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サラリーマンではないが、300万円で会社を買って困っている方がでてきています(2019年4月3日改定版)

サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい。

この本は、本誌でも取り上げました。内容としては、オーソドックスなもので、本誌にも異論はありません。考え方としては、賛成ですし、多くの方にぜひ読んでいただきたい本です。

問題は、この本を読んで、勢いで会社を買ってしまって、困っているかたがいくつもでてきたことです。

本誌が具体的に体験しているのは、サラリーマンではなく、ビジネスを個人で運営していたり、法人でビジネスをされている方が、小さな会社を買っている例です。

簡単にいうと、何も見ずに会社を買ってしまっているのではないかと思えるほど、資料もなく、会社を買ってはみたものの、実際にはたとえば人の問題で経営がうまくできずに困っているケースです。

最終的には、本人がハンコを押してしまったので、本人が責任をとらないといけないわけですが、アドバイザーがはいっているとすれば、さすがに専門家としての注意義務違反が問われるのはないかと思います。

ご自身でビジネスをされている方々が、こうしたミスをしてしまうわけですから、自身でビジネスを行うのが初めてのサラリーマンも十分な事前準備なしには、こうしたミスが起こっても不思議ではありません。

ものすごい大切なことを言います。買収をするのであれば、買収後にいったいいつ、誰が、何をするのかを明確にイメージできなければ投資案件として成功はおぼつきません。今よりも改善できなければ、買収金額を上回るリターンをえることは難しいのです。もちろん、新規事業の勉強のためにM&Aをするということであれば、それは問題ありませんが、1つの投資案件としては失敗=投資資金を回収できないことを前提に置くべきです。それでは投資ができませんから、勉強した後に新規出店などの拡大路線をイメージしておくべきです。それすらないのであれば勉強代として損を覚悟して投資するしかありませんが、ビジネスの視点からは間違っています。本誌はM&Aを単純な流行には絶対にしたくありません。

正しい情報をしっかり入手してください。

どこから手を付けてよいかわからない場合には、JMAAのセミナー(https://www.jma-a.org/)もぜひご利用ください。

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売り手のかたへ申し上げたいことを追記します。

他人が経営するとして、最低限の準備をしてください。
・月次で、店舗別の業績を記録し、把握しておく
は基本です。これがないと、買い手は買ってよいのは判断できません。また買収したあとに何を改善してよいのかわかりません。

もちろん組織や規則などが整備されていれば文句ありませんが、買い手は今よりもよくできる、改善できる、結果として自分たちが経営すればもっと儲かると判断すれば、買収したくなります。

しかし、
・月次で、店舗別の業績を記録し、把握しておく
すらできていないと、その判断ができないのです。

あまりにも基本ですが、驚くほど多くのビジネスができていません。いまさらですが、基本からご自分の会社の実情を見直すところから始めていただきたいと思います。

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