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セブンアンドアイは米スピードウェイ2兆円以上で買収して大丈夫?

セブンアンドアイがアメリカのガソリンスタンド併設コンビニである、スピードウェイ2兆円以上で買収検討するということです。

まず昨日にセブンのリリースを確認しておきましょう→https://www.7andi.com/library/dbps_data/_material_/localhost/ja/release_pdf/2020_0220_01.pdf

セブンが正式発表でない、と言っていますので、リーク記事です。
誰かが情報を漏らしています。これは広報戦略として、ずっと昔から使われている手法ですが、しっかり監視すべきことだと思っています。

本題に戻りましょう。

記事によるとセブンが独占交渉権をとっていますので、おそらく基本合意がされたか、される予定なのでしょう。
今後、具体的なDD、交渉になるはずですが、対象事業の売上が、2.6兆円、営業利益は1,100億円、これを2.4兆円で買収するようですので、なかなかの買い物です。

記事ではセブンの会計基準は日本基準で、のれんの償却が大きく、業績に影響が大きいとしています。減損のリスクもある、といっており、これはそのとおりです。ただし、日本基準でも最近、監査法人がPPAを徹底させるようになってきているので、買収金額と対象会社の純資産の差額がそのまま、のれんとされることはなく、無形資産も含め、他の償却資産に振り替えることも多いので、のれんだけの問題とは言い決まれません。もちろんPPAの結果、有形、無形資産に振り分けられた金額ものれんと同様に減損のリスクはあります。

本質的には、セブンがこのビジネスを買収して、どれだけプラスαで稼げるかが問題です。
小売店の将来性は不透明です。これだけの買収の回収期間は10年間では難しいはずです。10年後のアメリカに今と同じような小売業があるのか、売上を増やせるのか、具体的な策やアイディアがセブンにもしなければ、これは相当厳しい結果になってもおかしくありません。

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