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LIXIL機関投資家が創業家会長退任要求。どこにでも起きる可能性があります。

LIXILの機関投資家が、創業家会長の退任を要求しています。記事によると、彼らは3%以上の議決権を持ち、株主提案をするということです。
その退任が要求されている潮田会長の持ち株は、以下のリンクの注にあるように、潮田氏名義の株式は大株主に見当たりませんが、野村信託名義で3.09%保有しています。

○LIXIL大株主
https://www.lixil.com/jp/investor/share/structure.html

このように大企業の創業家は相続を経ると持株比率が減ってきます。LIXILの場合にはトステム、INAX 、新日軽、サンウエーブ工業、東洋エクステリアが統合してできた企業でもあり、創業家の持株比率が薄まっていく要素が多かったはずです。
公開企業である上場企業では所有と経営の分離が原則ですから、これは望ましい形ではあります。

しかし、今となっては、退任を要求する機関投資家と創業家潮田氏の持株比率はほぼ同様で、しかも3%しかありません。当然他の株主しだい、というになります。

たとえばトヨタでも上位株主に豊田家の個人名義はすでにありません。豊田自動織機が大株主としていますので、LIXILとは異なりますが、トヨタでもいい加減な経営をしていれば創業家社長が退任要求が出て、退任させられる可能性もあるということです。トヨタの場合は、現在は豊田章男社長ですが、過去には創業家以外にトップを委ねている期間もありました。自浄作用が働いているということなのでしょうが、可能性としてはトヨタであってもLIXILと同じようなことは起きる、ということです。

○トヨタ大株主
https://www.toyota.co.jp/jpn/investors/stock/outline.html

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