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LINEヤフーの出資比率とKKRがアルプス物流を買収する件

LINEヤフーについては、情報漏洩問題があとを引き、総務省はネイバーとソフトバンクで50:50の比率で保有している株式の持分比率を変えろ、すなわち、ソフトバンク・ヤフー連合で過半数をとれ、と指導しています。LINEヤフーは株主に対しては要望するしかなく、親会社に要望していると回答しています。

50:50の持ち分についての問題点については、以前に本誌でも触れましたので、ご参考に以下リンクからご覧ください。

https://ma-japan.info/archives/151086

ところで総務省が本気で資本関係を変更させようとすれば、言うことを聞かなければ営業認可を与えない、とするのが妥当です。
影響は甚大ですが、相手はできればやりたくないわけでしょうから、強制力をもたせるしか方法がないはずです。

話は変わりますが、KKRがアルプス物流を買収するということです。すでに日立物流(現:ロジスティード)を持ち、実際には同社がアルプス物流を買収するということです。KKRは旧日立物流の企業価値をあげる=売上、利益をあげ、成長期待値をあげ、時価総額をあげ、exitを図ることが目的ですから、着実にそれを進めているということになります。

これは最適なオーナーのもとで、企業再編を含む最適な形での経営に近づいていることも意味しています。
ファンド主体でなくでも事業会社でこうしたこともできると、現場の負担は軽くなるだろうな、と思う部分もあり、短期的に蹴りをつけないと難しいだろうな、と感じる両面があります。

It sounds like there’s a lot of strategic maneuvering going on with LINE Yahoo, regarding shareholding ratios and potential regulatory pressures from Japan’s Ministry of Internal Affairs. This situation points to the complexities of joint ventures, especially when government agencies propose significant changes to corporate structure. Additionally, the acquisition of Alps Logistics by KKR, using their already-owned Logistead (formerly Hitachi Logistics), highlights strategic moves in the logistics sector, aiming to increase corporate value and prepare for a profitable exit strategy. This approach suggests a trend toward optimizing business operations under the most suitable ownership and management.

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