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ルネサスが売上400億円の企業を9,000億円で買収

ルネサスが売上400億円の電子基板の設計ソフトウエアを提供するアルティウムを9,000億円で買収します。
日経新聞の記事によると、EBITDA比率が高いので、この高い金額での買収に理解をしてほしいという旨の会社コメントが掲載されています。

一方でソフトバンクグループは投資に対し、慎重なスタンスをとるようになっているということです。

本誌は、事業会社の買収と、金融業の買収が全く違うことを繰り返し述べています。

金融業、投資銀行であったり、ファンドの場合、資金調達を自分たちで行い、投資後、exitさせます。
そのexitが上場であったり、他社への転売となります。これは期待値勝負であり、マーケットの原理でバリエーションがつきます。
美人コンテストでもあり、人気投票の側面もあります。

一方で事業会社の場合には、買収したら、その投資額は、買収した企業の稼ぐキャッシュ・フローで回収できないと、投資として成立しません。
よほどのことがないかぎり、売上の何倍の評価の企業を買収したら、回収の絵は描けないのです。

ルネサスは当然、よほどのことがあって、この買収を決めたのでしょうが、そうそうあることではありません。
だからこそ、事業会社が行う買収には再現性を少しでも高め、具体的に買収後にどうやって業績、キャッシュ・フローを改善させていくのか、という絵が描けているか、描けないならとってはいけないリスクであり、絵の解像度が高ければ、リスクをとるだけの価値が増す、という関係になるはずなのです。

ーーー以下、ChatGPTによる英訳ですーーー
Renesas is acquiring Altium, an electronic board design software provider with 40 billion yen in sales, for 900 billion yen. According to a Nikkei article, the company’s comment highlights understanding the high acquisition price due to Altium’s high EBITDA ratio. In contrast, SoftBank Group is adopting a cautious stance towards investments. It’s emphasized that acquisitions by business corporations and those in the financial sector are fundamentally different. For financial entities like investment banks or funds, investments are based on expected returns and market variations. However, for a business corporation, the acquired company’s cash flow must recover the investment amount. Renesas must have significant reasons for this acquisition, given the high price relative to sales. The magazine suggests that acquisitions by business corporations should be based on clear plans to improve performance and cash flow post-acquisition.

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