これまで何度も紹介をしてきた本です。

会計がわからんで経営ができるか！

と稲盛さんにメッセージを出していただけると本当にありがたい、と思いながら何度も読みかえす価値がある本です。

○稲盛和夫の実学
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ところで、この本にも「誰にも負けない努力をする」ということが何度か述べられています。努力をする、ということは敬遠されつつあることのように感じます。カッコ悪い、辛い、そんなことをしても報われない、、、やらない理由はたくさんあります。周りを見ても努力をしている人なんてそんなにいないじゃない、と思われているかもしれません。

しかも、昭和の時代と異なり、今はただ努力するだけでは成果が出にくい、厳しい時代です。正しい努力をしないといけません。

その正しさも人それぞれ。はっきりさせるには、考え、行動しないと何も進みません。１人でできる人もいますが、多くはそれは難しい。そこで仲間、コミュニティが必要になるわけです。

もちろん、何らかの理由により、「誰にも負けない努力」ができないこともあるわけで、その場合に無理は禁物です。だからといって言い訳ばかりでは何も進みません。

動けなく理由の１つとして、

自分の力より、明らかに待遇がよい環境にいる

ということがあげられます。例えば、別の会社に行ったら、これ以上の給料は絶対にとれないとか、実家にいて、外に出たらこんなよい場所には住めないとか、楽はできないとか、、です。

その状態がずっと続くならそれもよいでしょう。一方でそれがいつまで続くかわからないと不安になります。不安の原因の１つは、どうなるかわからないこと、だと思います。最悪、こんなこともあるけど、なんとかなるか、という気持ちを持っていれば不安の多くは解消されるのではないでしょうか。

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