国民健康保険料がまたあがるかもしれない、そんなニュースです。
物価もあがり、冗談やめてくれ、ふざけるな、と言いたい方もたくさんいるでしょう。

国民健康保険の制度については、以下のニッセイ基礎研究所のレポートがわかりやすいです。
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=58410?pno=2&site=nli

ここで記載されている国民健康保険の財政の仕組みの図を引用します。

このとおり税金で５０％負担していても、赤字が出てしまう体質です。

そもそも保険とは、広く多くの加入者から保険料を徴収し、いざ怪我、病気をしてしまった場合に負担しきれない治療費などをカバーしてもらうものです。もちろん保険会社の経費をまかない、利益を出していかないといけません。国民健康保険はそもそもそれができない仕組みなのです。政府としては、厳しい環境の方をサポートする必要がありますし、税金負担をするこの仕組みが悪いわけではありません。

しかし、資金的にはもう限界点が近づいてきているのです。

国民健康保険を含めた、日本の健康保険の仕組みは素晴らしいものです。
でもお金が持たなければ続きません。

この基本的なスタンス、金勘定だけは極端にいうとすべての人に持ってもらいたい視点だと思うのです。

＊＊＊以下、引用＊＊＊

＊＊＊引用、ここまで＊＊＊

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