世の中はグレー、白黒はっきりつけられないなかで進まないといけないから難しい。

ふと昔のことを思い出しました。
高校生のときだったか、はっきり覚えていませんが、祖父が結構株をやっていまして、孫である私に時々株の話をしてくれていました。

正直なんのこっちゃ、と思いつつも真面目に勉強すれば、確実に勝てる方法があるのじゃないの？と信金の支店長をやっていた（と私の記憶にはある）祖父に対して、そんなことを思っていたのです。

もちろん、そんなことはなくて、市場は複雑で必勝法は存在しません。

ビジネスの現場、プライベートの現場でも正解とか必勝法がない。
国全体が成長している間は、正解とか必勝法というほどではないにせよ、周りと同じように頑張っていればよい結果が出ることが多かったわけです。今の高齢者はそうした時代を生きてきました。

いまは明らかに違う。

何かの判断をするときに真っ白、パーフェクト、という判断ができないどころか８−９割いけるでしょ、ということも少ないです。６割行けそうなら、いってみる、やってみる、それをしないと次のステージに進めません。

現場であったり、コミュニティであったりです。

ネット社会で、それが面倒くさいわけですが、これを面倒くさがっていると先に進めない。
先が見えない、より厳しい環境になってくるわけです。

徹底的に調べて、動く、見直す、駄目ならやめる。そうしていく中でグレーの色を薄めていく作業が必須なのではないかと思うのです。

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