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サラリーマンが300万円を買って成功するためには

昨日も少しサラリーマンが300万円を買って成功するには、というテーマで本誌の考えを述べました。これまでは、そう簡単ではないということばかり述べてきましたが、今日は、それではどうやって、成功するのか、という点について説明します。

まず300万円で買えるということは、黙っていて儲かっているはずがないということが前提です。黙っていて儲かるなら、売るはずがないのです。儲かっていないか、赤字、必ず改善を要することがあるはずです。営業ができない、数値管理ができない、人が採用できない、、、問題は様々です。

そのビジネスの問題点を把握し、自分たちだったら具体的に解決できる、と明確にわかっている状態が成功の一番重要なポイントです。内容はわからないので、なんとなくしばらく現場を放置しておくか、しかも業績の把握をしなければ、数ヶ月で普通に100万円以上、赤字がでていきます。

安い物件には理由があるわけです。しかし、それをクリアできる方にはチャンスです。それだけ、状況が悪い物件ですから、売るほうも贅沢を言っている場合ではありません。

次に現場に一定程度でて、現場改善ができることが大切です。300万円で買える会社は数人で運営されていることがほとんどでしょうから、オーナーが現場を全く知らずほっておいてまともな経営ができるはずがありません。しかも、先にのべたような問題点があるわけですから、そこは自身で汗をかいて改善する必要がどうしてもあります。日中、サラリーマンをしたら、夜、週末は少なくとも買収したビジネスに全精力をかけるくらいの意気込みは必要でしょう。

そして、最後には資金力です。しばらくの間は赤字、また人の採用、販促などでコストがかかります。数百万円の追加出資は必要でしょう。300万円で買っても、その後の投資、赤字負担で合計1,000万円くらいまでの負担に耐えられないとこうした会社の経営を続けるのは相当厳しいのです。


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