ベインが東芝メモリをうまく料理する可能性は高く、それが技術ではなく、経営ではないか
東芝メモリを買収したベインが取締役過半数を送り、リード、3年後に上場を目指すとしています。上場させ、今回の投資金額を大幅に上回る時価総額を狙うことになるでしょう。
半導体事業は日本のお家芸でした。世界シェアのトップもほとんどが日本企業でした。
しかし、その後、設備の大規模化、設備投資のスピードの激化とともに、設備投資のスピード、金額で日本勢は劣勢になり、現在は東芝メモリのみがトップ10に残るのみです。
その東芝メモリの企業価値をあげるには、経営の効率化ももちろんですが、規模の拡大でしょう。そのためには大幅な設備投資が必要になります。場合によってはさらにM&Aによる合従連衡もあるかもしれません。ベインはファンドですから、チャンスがあれば、投資を惜しまないはずです。そうして、ベインはそれに投資をしている投資家が稼ぐことになります。
東芝のような技術力、実績はとても重要です。これを作り上げることも並大抵ではありません。商売の基本、基盤といってよいでしょう。しかし、それだけでは企業やビジネスは継続していきません。お金があればよいわけではありませんが、他人の資本もうまく使い、企業価値をあげる、投資家にも高い利回りを提供する。これが金融であり経営の重要な要素であることも間違いありません。
日本では、商売をする人を重視し、こうした経営、金融を扱う人を軽視する傾向が結構ありますが、どちらが偉いとかそういう問題ではなく、両方共重要ということなのでしょう。あらためて、商売だけでは足りず、経営も重要な要素であることを認識しました。日本でそういった経営ができる人材がいれば、東芝のように外資連合に支配されることもなかったし、シャープも中国資本傘下にならなかったかもしれません。
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— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) 2018年6月4日
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