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千葉銀と武蔵野銀が30億円の事業承継ファンド設立、大きく流れが変わる事業承継

先日もこのサイトでお知らせしたとおり(http://ma-japan.info/archives/7414)、中小企業の事業承継への追い風、よいニュースが続いています。

今回も千葉銀と武蔵野銀が30億円の事業承継ファンド設立すると報道されていますが、この流れはとまらないはずです。

理由は、事業承継融資は、金融機関にとって新規創業融資などよりも貸し倒れのリスクが明らかに少ないからです。融資先が少なく、困っている金融機関からすれば、この領域は融資をしたいはずですが、まだまだ実例が少ないため、二の足を踏んでいた節があります。本来、千葉銀と武蔵野銀も本業である融資をしたいはずですが、こちらもまだ実績不足ということでファンドをかませることにしたのかもしれません。この場合、ユーザーには本来、銀行からの融資で済むものが、ファンドを介することにより、コストが増しますので、期待利回りが高くなるので、あまり好ましくありません。

実際、数億円程度のM&A、事業承継案件への融資が最近、かなり下りるようになってきました。数年前であれば、まず融資は難しかった案件です。金融機関にとってリスクが低いことが浸透してきたのでしょうが、何より、他の金融機関でもやっているという前例がたくさんできていることが影響していると感じます。

この地銀のファンドもあわせ、ますます中小企業の事業承継、M&Aには追い風で大きく潮目が変わってきていることを感じます。


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