利益のでない上場企業ツイッターの今後
ツイッターが売上、ユーザーが増えていない状態が続いている。記事によると直近の四半期で売上が約250億円なので、年換算で1,000億円程度の企業となる。一方で慢性的な赤字から逃れられない。
要因として、新株予約権の行使による損失があるが、これは従業員などが安く同社の株を買える権利を行使しているということで、会計的にも損失がでるスキームだ。
本来、ユーザーがいれば利益がでていなくても、そのユーザーをカネに変えられる例えばグーグルなどに売却するという流れが考えられるのだが、現在、時価総額が3.6兆円あり、いくらなんでも売上1,000億円の赤字企業の3兆円以上を払う企業はないだろう。
ほぼ広告収入のツイッターは、他の収益源を獲得しなければならない。facebookがやっているようにそれがゲームなのか、他のものかは分からないが大きな試練だ。
上場して株価が高騰していることにより、他の企業に買収してもらうという重要なオプションを失っているのが現在のツイッターとみてよいだろう。
大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa
ツイッター決算、売上高とユーザーの増加に陰り http://t.co/SMnOjgT9Bz @cnn_co_jpさんから
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