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富士ソフトをKKRがTOBへ

このところ3Dとずっと揉めていたように見える富士ソフトが、KKRによってTOB、非公開になるそうです。これもリーク記事です。いつもながらこのリークについては誰も不平・不満が報道されていないのは、心配なことです。

今回のTOBは2割のプレミアムがついて総額6,000億円になります。

富士ソフトの純資産は約1,300億円、純利益が200億円程度の会社です。時価総額が6,000億円というと、PER30倍、PBR4.6倍の評価になり、かなり高い評価です。

これでも機関投資家の株を含め、まとめてKKRが買うということはそれ以上の価値があるということでしょう。富士ソフトの場合は業績も立派ですが、本社ビルを含めた不動産がかなりあり、こちらの含み益も相当あるはずですし、そこに目をつけられた可能性も高いでしょう。

そうなると、不動産の売却、スリム化を図りキャッシュを回収するとともに、固定資産を処理したあとに、スリムになった新生富士ソフトを再上場させて、exitというのが考えられるパターンでしょう。

It seems that Fujisoft, which has been in conflict with 3D for some time, will be taken private by KKR through a TOB. This is also a leaked article, and as always, the fact that there are no complaints about the leak is concerning.

This TOB comes with a 20% premium, bringing the total to 600 billion yen.

Fujisoft has net assets of about 130 billion yen and net profits of around 20 billion yen. With a market capitalization of 600 billion yen, this results in a PER of 30 times and a PBR of 4.6 times, which is a fairly high valuation.

Even so, the fact that KKR is buying out institutional investors’ shares suggests that there is even more value to be found. In Fujisoft’s case, in addition to its strong performance, it also owns significant real estate, including its headquarters building, which likely holds substantial latent gains, and this may have been a key target.

Given this, it is likely that KKR may plan to slim down Fujisoft by selling off real estate, recovering cash, and then relisting the slimmed-down, new Fujisoft as part of its exit strategy.

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