尹錫悦（ユン・ソンニョル）韓国大統領についての評価はわかれると思いますが、明らかに変化を感じます。
以下の日経の記事ではそれを特集しているので、ぜひご覧ください。

そこで、「勧善懲悪」をキーワードとしていました。

勧善懲悪とは、よいものを勧め、わるいものを懲らしめるという、水戸黄門に代表されるような日本人も大好きな考え方、ストーリーです。

善悪の区別、判断は慎重になる必要があります。そこには道徳観とか、考え方とか歴史がかかわってくる部分もあります。
そして時代の変化が激しいときには、法整備が遅れることもあります。だからこそ立法府としての国会の重要性が増してくるはずなのです。国会議員の仕事は立法なのです。

勧善懲悪のベースがあるから安心して生きることができます。
勧善懲悪の反対は、カオスでしょうか。自分勝手な行動が容認をされて、迷惑を被る方が多い状態といってもいい。

さらに難しいことは、環境が複雑になると、目の前の課題だけをこなすことを考えると、悪くないが、国や会社や組織や家族が将来進んでいくためには、好ましくないという、いわゆる「部分最適」がよく生じることです。

これを解消するのがリーダーであり、リーダーは複雑な問題に対峙していく必要はもちろんありますが、全体最適のための方法を考え、実行していかないといけません。ものすごい難しい仕事で、１人では当然実現できません。だからリーダーの仕事や考え方を理解するフォロワーが必要になるわけです。

リーダーは多くのフォロワーに対して方針を明確にわかりやすく伝える必要があります。たとえば「勧善懲悪」なんていうのは、それに適したキーワードだと思います。

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