高く買ってもらうためには?
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キリンと機関投資家の差は、企業は永久に続くという前提があるかどうか。ターミナルバリューについてもついでに考えてみた。
キリンの機関投資家が、新規事業への投資を批判しているということです。簡単にいえばうまくいくかどうかわからない投資をするくらいなら、株主に還元しろ、ということでしょう。 この記事を読むとビール事業だけでは先行きが不透明なため、別事業を取り込ん…
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経営者が知るべき会社、事業を売る準備(2018年11月15日改定版)
大廃業時代を迎える中小企業へのM&Aサービスが活況で、そういったサービスを扱う企業の株価上昇も期待されるという記事がありました。 たしかにそのとおりですが、売る方...
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売り時が「今」とは限りません
事業や会社を売却した方にとって、売り時が「今」とは限りません。 今は悪いけれど、やるべきことはわかっている、それを評価してほしいと売り手は考えますが、買い手にとっては知ったことではありません。 むしろ今、悪い事業をリスクを取って買収し、業績…
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ルネサスのIDT買収は、可能性と難易度が高い「跳ねる」タイプのM&A
ルネサスがIDTを買収すると報道されています。以下の日経の記事では、その割高さが述べられています。ルネサス発表の円換算ベースで、売上927億円、営業利益率25%のIDTを7,330億円で買収するわけです。売上の7倍で買収するわけですから、こ…