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東芝は半導体事業を売却して大丈夫なのか?分社した企業が子会社上場を目指す可能性

東芝が電力ビジネスの不振、投資先ののれんの減損問題で揺れています。その損失の穴埋めをするために、硬く稼げたメディカル事業に続き、今度は虎の子の半導体事業の売却を検討していると報道されています。

こちら(https://www.toshiba.co.jp/about/ir/jp/finance/segment.htm)の東芝のIR情報を見ればわかりますが、東芝の半導体部門(セグメント情報ではセミコンダクターと表記)はブレはあるものの、年間の200億円以上の利益を出せるまさに東芝の稼ぎ頭です。これを売却してしまえば、収益性という観点から東芝はすっからかんになってしまいます。したがってこの観点からすると、東芝は半導体事業を売却してはダメ、という結論になります。

しかし、以下の記事を見ると東芝は半導体事業を分社化し、その20−30%を売却することを検討し、キャノンを含む事業会社やファンドが買収を検討しているということです。したがって、東芝は半導体事業を失うわけではないので、当面は何とかなる、といえそうです。

しかし、20−30%の株式を買った企業、ファンドは次を狙うはずで、分社した会社を上場させることを狙っているのではないでしょうか。東芝単体では資金調達が難しいため、外出しをして資金調達をすることを目指すのが自然だと思います。もちろんそれがうまくいかない場合は事業会社による、子会社化を含む買収や転売につながる可能性もあります。

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