日々、本当にいろいろな動きがあります。M&A、TOBも加速してきました。
変化が次々と起こります。

将来の予測は難しいですし、これだけ変化の激しい時代に自信を持って、ダメなときはダメだからやり直せばいい、と開き直って突き進んでいくことは簡単なことでありません。

２０年前に私もそうでした。
なにか答えがあるのではないか、と大型書店に行っては、いろいろな本を読んでいたのもそのときでした。

そのときに出会った１つの本が「新・資本論」でした。何度も読んだのですが、何が書いてあるのか、さっぱりわかりませんでしたが、とても大切なことが書いてあることだけは理解ができました。

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BBT大学の大前研一学長が著者でした。

いろいろあったのですが、この人から吸収できるものは全部吸収しようと思い、開学が決まった２００５年に大学院に入学したのでした。２年間の学習のなかで、私が新資本論の内容を理解できなかったのは、知識不足が原因であることがはっきりしました。

そして、より注力すべきことは、構想力、そして最悪のケースを想定できる力、実行力、なのだろうと自分なりの結論を得ました。
そのためにはコンテクストでインプットを続け、それをつかったアウトプットをし続けることが重要です。

簡単なことではなく、タイパは悪いものです。しかし、本当に必要なことが時間もかかるし、タイパはよくないはずです。大谷がどれだけ野球に注力しているのか、ということをみてもよくわかります。

そして時間が経ち、本誌がBBT大学で教員をやっているわけです。経営を真剣に学ぶのは人生そのものへの影響も大きいです。
すでに勝負できるスキルや経験がある方は、大学院（ボンドMBA含む）に、そのスキルを活かすための学びを深め、勝負できるスキルや武器を磨きながら経営も学ぼうという方は大学経営学部に集まっています。大変なことですから、覚悟を決めることが大切です。

もう逃げ切れる世代はごくわずかです。自分が変わる、仲間が変わる、会社が変わる、地域が変わる、国が変わる、その流れを信じて頑張っていきましょう。

https://www.ohmae.ac.jp/
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なぜ本誌が情報拡散をするのか、という点について３年前に収録したビデオも参考にご覧ください。

本誌は、M&Aを売り手、買い手、アドバイザーが三方良し、となるのが当たり前の世界の実現を目指しています。そのためには当事者が正しい情報を得て、安心して相談のできる場が必要です。その実現に向けて本誌は、日本M&Aアドバイザー協会で、以下のサービスやセミナーを提供しております。