投資ファンドのポラリスが、整体サロン「カラダファクトリー」を展開するファクトリージャパングループを80億円で買収し、上場を目指すという。少し気になるのは、なぜ自社での上場を目指さないのか、という点だ。対象会社の規模が分からないが、ポラリスがさらに買収によって規模拡大をし、早期の上場を目指す可能性はある。少し心配なのは、このようなテクニックで上場会社を設立し、上場後、最高値をつけ、一般投資家が株を高掴みをし、機関投資家だけが儲かるという構図だ。

ただし、これはファンドが悪いわけではないので、投資家がしっかり勉強して自分の身を守る必要があるだろう。ファイナンスについて勉強が必要であれば、ぜひ「経営者のための実践ファイナンス」をご覧いただきたい。→http://ma-japan.info/

また、同業の「りらく」も2013年にアドバンテッジパートナーズに買収されている。ファンドにとってみると、整体サロンチェーンは魅力的に映るのだろう。他店舗展開をしているため、コスト削減、また資金投下により店舗展開がスピードアップできるというあたりがファンドが取り組みやすい部分なのではないだろうか。

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

投資ファンドのポラリス、整体サロンを買収　総額80億円　　：日本経済新聞 http://t.co/gCD5Pkhmax

2015/06/12 06:28:28

 

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