本当に役立つ「月次決算データの見方と使い方」

1.月次決算の目的

 まず月次決算の目的について考えてみたい。月次決算は法律で実施が要請されているものではない。では何のためだろうか?社長にやれと言われたからか?あるいは顧問税理士が月次の資料を持ちこんでくるためだろうか?あらためて考えてみてほしい。筆者の答えは、「会社のため」、もう少し言えば「会社の業績をあげるため」に実施するのが月次決算である。

 法的に要請されていないものの実践は、法的に要請されていている場合と比較してかえってややこしい。会社として、経理担当として法的に要請されているものは税務申告書、そしてその元となる年次の決算書であるが、これはある意味易しい。なぜならば税法というルールがあるからである。たしかに税法は読みづらいが、通達を含めてよく情報を探せばこういう風に処理をすればよいという答えがある。

 月次決算には法的に要請されていないがゆえにルールがない。いいかえると答えがない問題を解くようなものである。そのため、まず何のために月次決算をするのか、これをしっかりと定義する必要がある。あらためて確認しておこう。月次決算は「会社の業績をあげるため」にある。


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