東芝は半導体事業を売却して大丈夫なのか?分社した企業が子会社上場を目指す可能性
東芝が電力ビジネスの不振、投資先ののれんの減損問題で揺れています。その損失の穴埋めをするために、硬く稼げたメディカル事業に続き、今度は虎の子の半導体事業の売却を検討していると報道されています。
こちら(https://www.toshiba.co.jp/about/ir/jp/finance/segment.htm)の東芝のIR情報を見ればわかりますが、東芝の半導体部門(セグメント情報ではセミコンダクターと表記)はブレはあるものの、年間の200億円以上の利益を出せるまさに東芝の稼ぎ頭です。これを売却してしまえば、収益性という観点から東芝はすっからかんになってしまいます。したがってこの観点からすると、東芝は半導体事業を売却してはダメ、という結論になります。
しかし、以下の記事を見ると東芝は半導体事業を分社化し、その20−30%を売却することを検討し、キャノンを含む事業会社やファンドが買収を検討しているということです。したがって、東芝は半導体事業を失うわけではないので、当面は何とかなる、といえそうです。
しかし、20−30%の株式を買った企業、ファンドは次を狙うはずで、分社した会社を上場させることを狙っているのではないでしょうか。東芝単体では資金調達が難しいため、外出しをして資金調達をすることを目指すのが自然だと思います。もちろんそれがうまくいかない場合は事業会社による、子会社化を含む買収や転売につながる可能性もあります。
本誌は、M&Aを売り手、買い手、アドバイザーが三方良し、となるのが当たり前の世界の実現を目指しています。そのためには当事者が正しい情報を得て、安心して相談のできる場が必要です。その実現に向けて本誌は、日本M&Aアドバイザー協会で、以下のサービスやセミナーを提供しております。ゴールドマンが東芝の半導体事業売却で助言-2月上旬に1次入札 https://t.co/42xoBs0Dsk @bloombergjapanさんから
— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) 2017年1月25日
M&A仲介・アドバイザーを事業としたい方・既にされている方へ | |||
---|---|---|---|
セミナー・サービス名 | 詳細 | 金額 | 時間 |
誰にでもわかるM&A入門セミナー | ・会場開催の詳細とお申込み ・オンライン講座の視聴 |
無料 | 2時間 |
M&A実務スキル養成講座 | ・会場開催の詳細とお申込み ・オンライン開催の詳細とお申込み ・M&A実務スキルの詳細 |
198,000円 | 2日間 |
JMAA認定M&Aアドイザー資格取得およびJMAA会員に入会 | ・資格詳細とお申し込み | 入会金33,000円 月会費11,000円(1年分一括払) | - |
案件サポート制度 | JMAA会員が初めてM&Aアドバイザリー業務に取り組む場合、あるいはすでに何度かアドバイザリー業務に経験があっても、難易度が高い案件の場合のための、JMAA協会が会員に伴走して案件成約に向けて協力する制度です。 お申し込みは当協会ご入会後にお知らせします。 | JMAA正会員の関与する対象案件の成功報酬の50% | - |
買収を検討されている企業団体様へ | |||
セミナー・サービス名 | 詳細 | 金額 | 時間 |
誰にでもわかるM&A入門セミナー | ・会場開催の詳細とお申込み ・オンライン講座の視聴 |
無料 | 2時間 |
M&A実務スキル養成講座 | ・会場開催の詳細とお申込み ・オンライン開催の詳細とお申込み ・M&A実務スキルの詳細 |
198,000円 | 2日間 |
買い手様向けセカンドオピニオンサービス | ・M&Aセカンドオピニオンサービスの詳細 | 33,000円 追加相談サービス 33,000円/1時間 | 1時間〜 |
売却を検討されている企業団体様へ | |||
セミナー・サービス名 | 詳細 | 金額 | 時間 |
誰にでもわかるM&A入門セミナー | ・会場開催の詳細とお申込み ・オンライン講座の視聴 |
無料 | 2時間 |
M&A実務スキル養成講座 | ・会場開催の詳細とお申込み ・オンライン開催の詳細とお申込み ・M&A実務スキルの詳細 |
198,000円 | 2日間 |
売り手様向けセカンドオピニオンサービス | ・M&Aセカンドオピニオンサービスの詳細 | 33,000円 | 1時間〜 |
M&A実務を体系的に学びたい方は、M&A実務スキル養成講座
メルマガ登録はこちら
大原達朗の経営リテラシー-自ら考え、行動しよう-