スパムメールのタイトルのようですが、借金の返済計画、いつカネがなくなるか、いますぐ確認してください。

先週末、以下の記事を書きました。

「いよいよ厳しさが増す。これまでの準備をどう活かすか」
https://ma-japan.info/archives/35562

週末に、徐々に借入金の返済猶予が切れてくるという日経新聞の記事が出ました。
コロナ対応の融資として、一定期間は返済しなくてよい融資をかなり実行しました。たとえばお金を借りてから１年間は、返済がなく、その後、返済が開始するという条件です。

この猶予期間に経営が立ち直っていれば問題はないのですが、そうではない事業が大半なのではないかと思います。

このままの状況が続けばいつカネがなくなるのか、万一、把握していない場合には、いますぐに確認してください。
そのうえでどうやって業績を回復させるのか、より具体的に考えてください。どうやっても稼げそうもない事業や店舗はやめることも選択肢から外すべきではありません。

さらにそれでも資金が足りないことも多いでしょうから、金融機関と借り換え、新規借入の交渉を始めてください。

カネがなくなれば事業は続けられません。社員や取引先に迷惑をかけることになります。税金や社保も財政は火の車です。
資金の確保を大急ぎで、そのために、自分の事業の現状把握を今すぐにでもやってください。

もう残されている時間はそれほど多くありません。

新型コロナ: 中小の負債、10年ぶり高水準　返済猶予切れ迫る: 日本経済新聞 https://t.co/y6t7PLvkn0

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) October 24, 2021

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