M&A News

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みずほ、中の人はほんとに大変だと思います。企業はなんのために存在するのかに思いを馳せてみました。

今回のシステム障害では、ATMの障害でトラブルが起きています。みずほの基幹システムの問題やトラブルは以下の書籍に詳しいです。

もはや若い方はご存知ないかもしれませんが、第一勧銀、富士、興銀が合併してできた銀行がみずほで、PMIに苦労をしてきた会社です。みずほについては本誌でも何回か話題にしてきました(https://ma-japan.info/?s=%E3%81%BF%E3%81%9A%E3%81%BB

今回のシステムトラブルの原因ははっきりしません。2021年3月1日7時時点で、みずほからのニュースリリースがありません。

https://www.mizuho-fg.co.jp/release/index.html

とはいえ、中の人はまたみずほか、という批判もあるでしょうし、これはなかなか難しいでしょう。
ビジネスとしても、低金利が継続していますから、預金者へのサービスは悪化するばかりです。業績を考えればやむを得ないことではありますが、現場で働くひとには辛い状況です。コスト削減も続けなければなりません。
また融資以外のビジネス開発も必要でしょう。

これは形をかえてでも、企業のハコを維持するには必要なことです。銀行というビジネスモデルは環境の変化とともに維持、成長が難しくなっているわけです。

みずほの業績は堅調で、今、いきなり存続の危機になるような事態では決してありません。したがって、改善をすすめるということは間違っていません。

一方で、一度、銀行業務については、成長が難しいので、維持をしていき、その中で純資産を毀損しないように運営をしていくと決めてしまい、新規事業については、いったん余剰資金を切り離し、新会社として損益を含めた権限を移譲してしまうという選択肢があってもよいのではないかと思います。

既存の巨大金融機関を運営する力と新規事業を作り、場合によっては買い、それを育てていく力は違いますし、成功確率もそもそも低い。過去に蓄積してきた剰余金は、いったん清算し、新規ビジネスはそれはそれで進めていく、というのは合理的なやりかたではあると思います。

企業は永続する、ゴーイング・コンサーンというのは間違っていると思うのです。たまたま同じハコで、中身の入れ替えがうまくいった企業が残っているに過ぎず、中身の入れ替えをしようとして、価値を毀損してしまう企業がかなり多いことを懸念しています。


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