イオン業績速報
先週の金曜の記事で、セブンの業績速報をお伝えしました。予定どおり、先週の金曜にイオンの第3四半期の決算が開示されましたので、内容を見ておきましょう。新聞記事では赤字になったと報じられていますが、実際の内容をセグメントごとに確認すると、ディベロッパー事業以外は減収減益で、とくにGMS部門の赤字が増えています。
それでも営業利益は1,175億円、経常利益1,020億円、税引前利益797億円をそれぞれ9ヶ月累計で計上しています。
イオンは稼いでいるセグメントの事業会社において、議決権を50%程度しか持っていないケースが多くあります。たとえばヘルスアンドウエルネス事業では、ウエルシアが子会社として堅実に稼いでいるものの、純利益のあとで「非支配株主に帰属する純利益」として控除されてしまいます。一方で、業績の振るわないGMSなどは、持分比率の関係で親会社の最終利益に大きく影響を与えており、税引前利益までは高くても、親会社帰属利益がいつも小さくなる点には注意が必要です。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/8267/tdnet/2547632/00.pdf
In last Friday’s article, we provided a preliminary report on Seven & i Holdings’ performance. As scheduled, Aeon’s Q3 earnings report was released last Friday, so let’s review the details. While newspaper articles reported a loss, a segment-by-segment breakdown reveals that, apart from the developer business, all other segments experienced a decline in revenue and profit, with the GMS division showing a significant increase in its losses.
Nevertheless, Aeon reported cumulative nine-month operating profit of ¥117.5 billion, recurring profit of ¥102.0 billion, and pre-tax profit of ¥79.7 billion.
For profitable segments, Aeon often holds only about 50% voting rights in its subsidiaries. For example, in the Health & Wellness segment, Welcia operates as a subsidiary and generates solid earnings. However, post-net profit, the portion attributable to non-controlling interests is deducted. Conversely, underperforming segments like GMS disproportionately impact the parent company’s bottom line due to the ownership structure, resulting in high pre-tax profit but consistently small parent company net profit—a point worth noting.
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