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【M&A参考書籍のご紹介】個人M&Aを成功させるためのノウハウを学ぶ本のご紹介(2019年 6月13日改定版)

M&Aを成功させることは簡単ではありません。特にスモールM&A、個人M&Aと呼ばれるM&Aは大規模案件としても難しいものがあります。

まずは規模の大小を問わず、数少ないM&Aの名手である、JT、日本電産がどんな考え方で、何をM&Aをしているのか、知っておくことはとても大切です。以下の2冊は、私がいつもご紹介する良い本です。

1冊目は、日本電産です。彼らが買収後何を考えて、買収をしているのか、どうやって再生をさせているのか、基本的な考え方、テクニック的な内容まで述べられています。それなのにタイトルにM&Aを示す内容がないために、なかなか必要としている方が見つけられない本になってしまっています。

2冊目はJTです。彼らに学ぶべきは、事前のビジネスDDの重要です。それを具体的にどうやっていくのか、対象会社の事業計画をどうやって落とし込んでいくのか、しっかり述べられています。「JTのM&A」はこれまで何度もご紹介をしてきましたが、あらためてのご紹介になります。

日本電産もJTも超大企業ですが、根本的には規模の大小に関係はありません。数少ない成功者たちが何を考えて、実行しているのか、まず知ることが、確率が低い、M&Aを成功させるために必要な成功要因になるはずです。

次にスモールM&A、個人M&Aを実践するには、M&Aの全体像を理解することが大切です。これをざっくり理解するには、私達が出した本ですが、以下がお薦めです。この本でははじめてM&Aに関わることになった方向けに、細かいことを抜きにしたM&Aの全体像をご紹介しています。

すでにお読みになった方も多いかもしれません。三戸さんの「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」という書籍です。これはタイトルだけでなく、しっかり内容も読むことをお勧めします。普通のことがしっかり書かれており、サラリーマンが300万円で会社を買って、勤めながら楽勝で利益を産み続ける、などという絵空事は書かれておりません。

「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」の会計編も出ています。こちらもタイトルとは反して極めてベーシックな内容です。書いてあることは正しいことばかりです。ただし、この本を読んですぐに理解できる方はすでに会計の一定の知識を持っている方になると思います。それだけ1冊の本で会計を理解することは難しいとも感じています。

レビューでは散々書かれていますが、問題はタイトルだけです。中身はオーソドックス。この本を読んでも、0円で会社を買って、死ぬまで年収1000万円をどう達成するのかは、はっきりわかりませんでしたが、総論として書いてあることは間違っているとは思いません。

そして、この本です。M&Aの全体像がかなり詳しく書かれており、評価も非常に高い本です。よい本です。しかし、個人M&Aでは、できないことも多すぎて、かえって混乱をしてしまう可能性もあります。あるべきM&Aを学ぶ、その後、スモールM&A、個人M&A攻略のきっかけにしたいという前向きな方にはお勧めしますが、軽い気持ちで読み始めるとボリュームと内容にギブアップしてしまう可能性もありますので、その点だけ注意してください。

本では学びきれない、中小企業のM&Aの実践を学ぶには、JMAAのセミナー(https://www.jma-a.org/)にもぜひご参加ください。「誰にでもわかるM&A入門セミナー」は開催場所を大幅に増やしはじめています。ぜひチェックしてみてください。

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