伊藤忠がビッグモーターのスポンサーになるかもしれん、ということです。

ビッグモーターといえば、不正やり放題、損保からも見切りをつけられ、商売はあがったりで、潰れてしまえ、とか潰れるかしかない、という意見も多いですし、理解できます。

会社を潰すってのは法的整理になりますが、実際には生きているビジネスは誰かが引き継いでいきます。
死に体の事業を立て直しには資金が必要ですから、金も経営もするという誰かがスポンサーとなり、それが伊藤忠ということです。

ビジネスの観点からすると、ビジネスがガタガタになったときこそ参入できるチャンスです。
ビッグモーターの業績や財務状態はガタガタで、企業評価は最悪です。しかし、不正体質を一層できれば、業績拡大のチャンスは大きいです。このままコケるリスクもありますが、リターンを十分に考えているのでしょう。チャンスはあるはずです。

M&Aとは、最適な場所で経営が実施されるための資本移動だと定義すると伊藤忠にとっても絶好のチャンスなのかそうでないのか、を見極めるタイミングでしょう。

コインチェックをマネックスが買収したときの記事はこの問題を考える際の参考になりますので、リンクを張っておきます。

https://ma-japan.info/archives/9810

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