ドイツ式の教育に変えるための障壁はなにか。
ドイツにはマイスター制があり、専門学校でその理論的なフォロー、教育をしているということです。
働きながら技術を学び、理論的なバックグラウンドを専門学校で学ぶわけです。
この仕組みがあれば自分の持っているスキルが古くなったり、新しいスキルが必要になれば学ぶがあるわけです。
これを日本で導入するとすれば、できない理由はいくつもありますが、一番は教える側のスキルでしょう。
教える側ができないこと、を教えるというのはこれは難しいです。
ある企業でロジカルシンキングの研修を新人に実施したところ、これが最高にはまり、先輩の作った資料に手を入れてバージョンアップをさせてしまった事例も出ました。
なぜこうした学習が学校でできないのでしょうか。
それは教える側の問題であることは間違いありません。
自分で考える、ということはとても重要なのですが、それには型も必要ですし、それに必要な知識も必要です。
それに実際にどう使うのかを見せ、試行錯誤しているときにアドバイスをもらえる。当たり前の環境が当たり前に準備されていなければできるはずがありません。そして、学習する側にそのモチベーションとやり切る力があることも重要です。
今日も当たり前のことを当たり前にこなしていきましょう。
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