世の中はグレーですね、というお話は以前にも以下の記事でお話をしました。

https://ma-japan.info/archives/145903

グレーというと悪いイメージを持つ方が多いでしょう。
白黒はっきりつける、という言葉もありますので、良いか悪いか、で判断することは好まれているはずです。

しかし世の中はそんなに単純ではありません。
しかも意思決定をするときに十分な情報を入手することもほとんどありません。

データや情報が揃っていない以上、デジタル的に０か１かの判断はできず、アナログ的なざっくりこっちだろう、という判断をせざるを得ません。そして、実践をしていき、情報が増えるにつれ、その精度をあげていくことになります。これがグレーの色を薄くしていくということです。

デジタルツールや仕組化、標準化、が進んでいくと白黒はっきりさせるほうが理解をしやすいので、飛びつき易い考え方です。人を騙すときにもこの単純なわかりやすい手法が使われます。

素人が１００万円稼げますよ、リスクはありません。

わかりやすいじゃないですか、魅力的じゃないですか。
それはよいのですが、一歩下がって考えてみる。考えてみるには知識が必要で、考えるための武器を持たないのは本当に恐ろしいことです。武器を持つこと、真剣に考えてもわからないことがあるときには、安心して相談できる場というのは、誰にとっても大切な場なのだと思います。

大原達朗が行うBBT大学での講座
93%が満足と回答したファイナンスドリブンキャンプ
本講座では、短期間でCFO（最高財務責任者）への第１歩を踏み出すことを目指します。大量の決算書に触れ、大量にアウトプットし、大量のフィードバックを通してファイナンスという武器を手に入れられます。ブログでは話せない「ライブ講義」も充実しています。まずは無料説明会を受講してみて下さい。

本誌について
本誌は、M&Aを売り手、買い手、アドバイザーが三方良し、となるのが当たり前の世界の実現を目指しています。そのためには当事者が正しい情報を得て、安心して相談のできる場が必要です。その実現に向けて本誌は、日本M&Aアドバイザー協会で、以下のサービスやセミナーを提供しております。