事業承継ビジネスの内情という記事は何を書いているのか、わかりませんが、その本質は何度も述べているとおりです。

ダイヤモンドでM&Aの仲介会社が叩かれているのでしょう。

たしかに日本M&Aセンターの粉飾（https://ma-japan.info/archives/144233）、彼らが仲介業を正当化するために、作った自主規制団体である、M&A仲介協会（https://www.ma-chukai.or.jp/）に入会金が２００万円、年会費が２００万円などつっこみどころは満載です。

さらに高額報酬、仲介ありきのビジネスモデルなどに対する問題提起は大昔からあるものです。

そんなことはとっくにわかっているのに、なぜこの状況が放置されているのでしょうか。

買い手が仲介会社の営業力に頼りすぎていることが本質的な原因です。
手数料が高い、買収金額が高い、という不満はよくありますが、嫌なら買わなけれなよいわけです。
彼らの営業力に完全に依存した案件の手数料が高すぎるというのは筋違いです。
それならば、自社で内製化できるところを増やさないといけません。

内製化のためには自らが学習し、自らが動く。訳わからんので外注すれば、それは高額になって当然です。
そして、彼らは売買で業務完了。みなさんは買ってからが勝負です。その主役を張る気概と準備と努力が不足していれば、うまくいくはずがないのです。

仲介企業に問題もあるでしょう。しかし、それは回避可能なものであり、彼らを批判していても何も状況は変わらない。自ら動き、努力される皆様への協力は本誌は惜しみません。

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— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) March 14, 2022

本誌は、M&Aを売り手、買い手、アドバイザーが三方良し、となるのが当たり前の世界の実現を目指しています。そのためには当事者が正しい情報を得て、安心して相談のできる場が必要です。その実現に向けて本誌は、日本M&Aアドバイザー協会で、以下のサービスやセミナーを提供しております。