事業承継支援体制の盛り上がりと問題点

中小企業の事業承継支援の体制整備が各地で進んでいます。最近は毎日、これに関する報道が日本各地でされています。税制の改正も進み、一見、事業承継はこれでスムーズにいくようにみえます。支援体制が構築されることは間違いなく素晴らしいことです。
しかし、問題点が2つあります。
1つは、経験者がいないことです。事業承継、M&Aの経験者は少なく、教育体制が構築されていなければ、多くの支援者を作っても絵に描いた餅になってしまいます。
もう1つはネットワーキングです。地域内ですべての事業承継の問題、特にM&Aとなると、そう簡単に買い手が見つかるわけではありません。
外部とのネットワーキングをしっかりしないといけません。これは銀行がかかえているM&Aサービスと同じです。
今後に向けては、この2つに対するインフラが必要不可欠であると思います。私達、日本M&Aアドバイザー協会(JMAA)https://www.jma-a.org/もこの問題解決に向けて全力であたっていきたいと思います。
中小の事業承継支援ネット…七尾で発足式 : 読売新聞
https://t.co/SoZKkJHrEj— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) 2018年2月7日
