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監査をやる会計士が減っているという件について

公認会計士の志望者が増えているが、監査をやる人が減っていて問題だということです。
今の監査の現場をみればそれはそうでしょう。その分析は他に譲ります。

公認会計士は、実際には「公認監査士」です。会計監査を担当するために国家資格が必要で、その免許の名称が「公認会計士」となっているだけで、監査をするために必要な資格です。

これが大前提です。したがって監査をしないなら、この資格はなくてもいい。
ただし、この資格を持っている人間は、結構世の中から必要とされているわけで、その取り合いになっていることなのでしょう。

資格はどれだけスキルを身に着けたか、外部からもわかりやすいので、それが有効活用されているのでしょう。

本誌は公認会計士ですが、たった5年間で大手の監査法人で修行=実務経験をしました。

そこで学んだことは、トップレベルの企業で、会計士がどうやって仕事をしているのかを経験し、事業会社がどうやって、動いているのかを目の当たりにし、工場や販売店、ときにはセールスのトラックに乗って、現場を感じ、企業がトラブルを起こしたり、ミスをしたときにどう穴埋めや後処理をするのか、会社が潰れるとき、再生するとき、成長するとき、これを外部からは決して見えないところも含めて経験できました。その見返りしては、クライアントから必要とされる人材になろう、と必死で頑張ってきました

ということで私は監査実務をわずか5年間ですが、試験合格直後に経験できたことに感謝しているのです。

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