ソフトバンクを子会社上場させることに対する批判がかなりでています。上場させるのは、携帯電話の事業会社です。
よく本誌でもご紹介する闇株新聞でも、その批判がされています。詳細については、以下のリンク先からご覧ください。

私も子会社上場には反対です。特に、上場会社が支配権をもったまま上場を維持するということは、親会社の株主からみると、みすみす資産を第三者に譲り、その対価が一切払われないからです。上場企業にとってはリスクもとらず、あぶく銭を稼ぐことができる可能性が高い、というのが子会社上場です。

ソフトバンクについても、この考え方がないとはいえないでしょう。しかし、私がソフトバンクの立場であれば反対はできません。これが合法だからです。

根本的にこの問題を解決するにはソフトバンクを批判しても仕方がなく、法律や規制をきっちり変えて、厳格に運用していくしかないのです。ルールがあいまいですと、運用も曖昧になっています。この問題はずっと前から課題とされていますが、法律や規制を変えよう、という動きがまったく見られないのが、不思議でなりません。

ソフトバンクが傘下の携帯事業会社を上場させる？ https://t.co/BQoc1ej6dZ

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) 2018年1月15日

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