本当に役立つ「月次決算データの見方と使い方」

7.月次決算にあたって重要なポイント

 このように、本質的問題の発見→仮説の構築→仮説の検証→問題解決案の立案→実行→見直し、といった問題解決の流れを簡単に説明したが、月次決算で重要なのは、このうち、本質的問題の発見、見直しのフェーズである。変化が起きた時、予定と異なる事象がおきているとき、それをすばやく経営者、関係者に提供する。その際に、ただ売上が減っています、だけでは不十分で当初のスケジュールと比較して、こういう変化が起きています、ということを正確に伝えなければならない。

 もちろん、スピードも重要である。変化が生じて3カ月たってからこんな変化がありました。何とかしてくださいといっても、すでに手遅れであることも多い。したがって、月次決算にあたって重要なことは変化が起きた際に原因をつかみ、必要であればアクションをすぐに起こせるようにできるかぎり早く月次決算を締める必要がある。また、変化が起きた際に何が問題なのかを迅速にレポートできる体制の2つが大きなポイントとなる。


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