中国の上場企業で、とんでもない粉飾決算が行われていると報道されています。３ヶ月間の売上１２億円相当のほとんどが、架空売上だったなどだそうです。まあ、いいでしょう。

今後、嘘だらけの企業は実態が暴かれ、淘汰されていくものと思います。

人件費も、人民元もあがり続ける中国では、おそらく人件費負担を企業は大幅に減らす必要があります。日本と同じ歴史を踏むとすれば、非正規雇用が大幅に増加しておかしくありません。

企業業績や国家財政が厳しいことがわかれば、本来は人民元の価値は下がるはずです。政府がどれだけ為替介入でしのげるかですが、長期間では為替は適切なラインに落ち着くはずです。

そして、企業淘汰が生じます。まずは破綻する企業が続発するはずで、その後、M&Aによる企業再編が起きることでしょう。少子化の影響で働き手が将来減る中国は、このままでは日本と同じような歴史を繰り返すことになる可能性が高いのではないでしょうか。

中国上場企業、開示違反相次ぐ　架空の売上高計上など　　：日本経済新聞 https://t.co/wqbG9AS5Fd

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) 2017年2月7日

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